遊びに行こう!キャロットアイランド“津堅島”

今回はファミリーやおじいちゃん、おばあちゃんを連れた親子孫旅でも気軽に行ける津堅島を紹介します。沖縄本島からフェリーで約30分!

美味しいと評判の「津堅にんじん」で有名な津堅島は、別名キャロットアイランドと呼ばれています。津堅にんじんはあまり一般市場に出回ることは無いので食べたことがない人が多いのですが、品質、味に対する評価が高いことから県内外のホテルやレストランに出荷されています。

そんなキャロットアイランドを周遊してみましょう!

平敷屋(へしきや)港からフェリーに乗っていきましょう。フェリーは1日3本、高速船は1日2本就航しています。津堅島にはレンタカーが無いので、小さいお子さんやおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に行く際は、沖縄本島でレンタカーを借りて島へ渡る事がお勧めです。

※車両運搬には事前の予約 が必要です。

平敷屋港は津堅島行きしかない小さいターミナルです。待合所には椅子や、売店もあり、「津堅にんじん」を使ったお土産も販売しています。フェリーにはキャロットアイランドだけにニンジンマーク。

かわいい。

運がよければ、ウミガメが見られることも!?

津堅島が見えてきました!

キャロット愛ランドマリンターミナルに到着しました!

体力に自信のある方には、レンタサイクルで島内周遊するのもオススメです。ターミナル近くの黄色のコンテナの前に着いたらレンタサイクル会社に連絡して鍵を開けてもらいましょう。

まずは津堅島を代表するパワースポット、「ホートゥガー」へ向かいます。

「ホートゥガー」へは長い石段を下りていきます。

足場の悪い石段が続く為、小さなお子様連れの場合は手を繋いでゆっくりと歩きましょう。

「ホートゥガー」に到着!ホートゥガーの「ガー」は湧水のこと、昔津堅島が日照り続きの時、鳩(ホートゥ)がこの場所でいつも羽根を濡らしていたのを見つけ、不思議に思った島の人がその場所を掘ってみると水が湧き出たという話があり、今は使われてないですが長い間、津堅島の水源地として島の人々が昔から利用していた場所。またこの井戸の脇には御神体がまつられていて子孫繁栄の神として崇められています。

さすがキャロットアイランド!椅子までニンジンです。子どもたちもカワイイ!と大喜び。

こんなところにも、人参のデザインを発見!

キャロットアイランドならではのマンホールです。

津堅島を代表する観光スポットの「ニンジン展望台」

坂道を上りきった先にあり、島全体を眺めることができます。

子どもたちは、「わーニンジンだぁ」と言って喜んで展望台を駆け上がっていきます。

展望台を上がると、一番上にはベンチがあり、そのベンチはもちろんニンジンです。

画像提供:ブルースカイ(空撮)

津堅島を空からみると、この透き通るキレイなビーチが広がります。このトゥマイ浜は遠浅な海なので、小さな子どもでも手をつないで遊んだりマリンスポーツを楽しむことができます。

島には、1日1組限定の宿、「民宿おうち」があります。

画像提供:民宿おうち

まるでおうちに帰ってきたような雰囲気の「民宿おうち」。

スタッフに迎えられ、オーナー手作りのベッドやハンモックなどアットホームな雰囲気の空間でのんびり過ごします。

オーナーの神村さんによれば、「三世代ファミリーの旅行や家族同士のグループのお客様がよく来られます。素朴な自然と、暖かく迎えてくれる島民が待っているこの津堅島で、もっと家族の絆を深めて欲しい」と笑顔で語ってくれます。

木のぬくもりが感じられるベッド。最大10名まで宿泊できます。

家族で楽しむ島の食事。宿泊者の為に、自分で海へでかけ釣った魚をメインとした料理が味わえます。オーナーさん手作りの料理。島ならではの素材を使った味わいが魅力です。どんな魚が出てくるかはお楽しみ!

*内容は時期により変更になります。

続いて、「津堅みやらび」へ向かいます。ここは食事場所でもありますが、津堅島特産のお土産も販売しています。
※「津堅みやらび」は現在閉店しております。

添加物を使わず、島で作られる素朴な味の津堅みそ。お子様にも安心!

トビイカの塩辛。絶妙な辛さがごはんと良く合う「キムチ味」と、濃厚な味わいがたまらない「すみ漬け」。 どちらも、ここでしか買えないので、お土産にお勧め。

その他、キャロットアイランド津堅島を満喫できるお土産。

「津堅ニンジン」を使ったお土産は平敷屋港や海中道路の海の駅でも購入できます。

人参サイダー!

今人気急上昇の「津堅にんじんサイダー」。一度ご賞味あれ!

津堅島産にんじんを絞ったピューレを1本あたり40g使用しており、県産シークワーサーを加えているので飲みやすくてさっぱりしています。

サイダーなので、思い切り振らず、ゆっくり傾けて飲みましょう。

画像提供:民宿おうち

本島から約30分で気軽に行ける津堅島。

豊かな自然と美しい海、そして島の人々の暖かさに触れ、素朴さが残る津堅島。

親子孫旅で家族の絆が深まる、ここでしか出会えない貴重な体験や、さまざまな感動を味わってみませんか。

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お問い合せ先 民宿おうち 【今回の取材先】
所在地 沖縄県うるま市 勝連津堅1524
TEL 080-6482-4340

お問い合せ先 津堅みやらび 【今回の取材先】※現在は閉店しております。
所在地  
TEL  

おおよその所要時間: 1日

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