ユナイタマ(人魚)伝説が伝わる奇跡の地形
下地島の通り池を潜るダイビング体験

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宮古島でレンタカーを借りたら、伊良部大橋の開通や下地島空港の開港などで話題も多い下地島へ!ここには人魚伝説も伝えられる不思議な通り池があり、外洋から通り池へのダイビングは、海外でも憧れのスポットだという。伊良部大橋を渡る爽快なドライブ、絶景ポイントとしても知られる17エンド、通り池観光を経て、神秘的で美しい通り池ダイビングへ!他では体験できない冒険に出発!

宮古ブルーが眩しい海にかかる 伊良部大橋を爽快に渡る

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通り池に行くにはまずは大人気の伊良部大橋を渡る。2015年1月に開通した全長3,540メートルの通行料のいらない橋としては日本一の長さを誇る橋だ。真っ青な海の上を緩やかな曲線を描きながら伸びる橋を車で走る。まるで海の上を滑走しているかのような感覚になり、いつまでも走っていたいような気分になる。そして、橋を渡り切った先には宮古の有名人(?)である、警察官型人形『宮古島まもる君』がお出迎えしてくれる。

赤い桟橋のコントラストが 絶景の17エンド

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最初に向かったのは、2019年3月にリニューアルオープンが決まっている下地島空港。真北を0度とし、170度の角度から侵入してくる飛行機の姿を見られることから、この滑走路の北側の端を「17エンド」と呼ぶのだそう。真っ青の海と赤い誘導灯が桟橋のコントラストで、絶景スポットとして人気の場所だ。現在、飛行機は飛んでいないが、リニューアルオープンが決まっていることもあり、飛行機が飛び始めることで一層人気の絶景ポイントになることは間違いない。吸い込まれるような空と海の青色に伸びる滑走路は、遠い世界に続く架け橋のようでとてもロマンチックに映る。また、地元では夕日の絶好ポイントとしても知られ、赤く染まる夕景を見に、多くの地元の人たちが集まってくるのだとか。インスタ映えしそう!

自然の神秘を目の前に! 伝説が伝わる通り池に出合う

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続いて、ダイビングで潜るスポットをちょっと見ておこうと、通り池へ。駐車場から木漏れ日の差す緑に覆われた小道を歩いてゆくと、琉球石灰岩が広がる壮大な場所に出る。お目当ての通り池は、そんな非日常感あふれる景色の中、遊歩道の両側に現れるのだ。高い岩壁に囲まれた巨大な通り池。ふたつの池が並ぶ様を目の前にすると、自然の雄大さに思わず息を呑む。このふたつの池は地下で繋がっており、海側にある池は外洋と結ばれているという世界的にも珍しい地形。国の名勝及び天然記念物にも指定される。また、この通り池にはいくつかの伝説が伝えられており、その一つが「ユナイタマ(人魚)伝説」だ。昔、漁師に捕まった人魚を助けるために海の王が起こした津波の跡が通り池になったといわれているのだとか。

そんな伝説がいくつもあり、自然が作り出した奇跡のようなこの景色を見ていると、何とも言えない不思議な気持ちになってくる。神秘的な場所って、やっぱり人を惹きつける魅力に溢れている。しばらくの間、その場に佇んでしまった。

世界中のダイバーが憧れる 通り池ダイビングに挑戦!

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すっかり心を奪われた通り池。いよいよ潜れるとなって心も踊る!今回は、宮古島でのダイビングやシュノーケル体験のアテンドを行っている「アイランドエキスパート宮古島」に予約済み。通り池に潜るコースは、2回ダイビングが出来る「2ボートファンダイビング」で、ダイビングに必要な「オープンウォーターダイビング」のライセンスに加え、「アドバンスドダイバー」以上のライセンスが必要となるコース。誓約書にサインをしたら、乗り合いのボートに早速乗り込んでダイビングポイントへ向かう。ちなみに通り池ダイビングは、海流や風の関係もあって、おすすめのシーズンは10月~5月あたりとのことだ。

目の前に広がる深く青い世界 ドキドキの冒険がスタート

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通り池に入るにはまずは外洋から海に入るので、ボートで伊良部大橋をくぐり下地島の南側のポイントへ向かう。通り池に近いこのポイントは、水深が深く断崖絶壁のドロップオフになっているので、激しい流れがある場合もあるそう。海に入ると深く青い世界が目の前に広がり、垂直の崖になったドロップオフに沿って25メートルほど潜っていくと、通り池の入口が見えてきた。冒険が始まるかのようなスリル感にドキドキ!この先にどんな世界が広がっているんだろう!

水の色が変わる! 通り池ならでの神秘を体感

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しばらく進むと、目の前に巨大な洞窟が見えてくる。これが、通り池への入り口。エアーの消費を控えることと、減圧症のリスクを抑えるために、洞窟上部に沿って進んでいくのだという。深い海の洞窟で、50メートルほど先にぼんやりと明るく光が差し込んでいるポイントが見えてくる。あれが、通り池だ。泳ぎ進むと、ふとブルーの海が徐々にグリーンに変わってくるのがわかる。なんとも不思議な光景。これは通り池が海水と淡水が交じり合う汽水域で、水温の違いもあることから起こる現象なのだとか。青と緑のグラデーションの水中がとても幻想的で、こんな世界を創り出す自然の神秘さに言葉を失う。壮大な自然に自分がすっぽり包み込まれているこの感覚は、まさに生まれて初めての感動だ。

感動の通り池ダイビング達成!

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海の色とまったく違うグリーンの通り池の中を満喫したら、念願の通り池ダイビングも終了。海に戻る方向には再び青い世界が広がっており、改めて別の空間を結ぶトンネルを通り抜けてやってきたのだと実感。地上から見た壮大で神秘的な光景を、自分の体で感じられる感動、そしてスリルと興奮。通り池ダイビングって、なんて特別な体験なんだろう!思い返せば、伊良部大橋で感じた空を飛ぶような快感、17エンドの絶景、通り池の神秘的な姿、そしてダイビング。フォトジェニックな光景にあふれるこの旅。心地よい疲れを感じながら、充実感で満たされる。ダイビングをしない人でももちろん、下地島観光を楽しんでほしいと思う。

 

Information 基本情報

アイランドエキスパート 宮古島

住所 沖縄県宮古島市平良字下里356-63
TEL 0980-73-7060
備考 受付時間 8時30分~18時
2ボートファンダイビング 14,000円
URL http://ie-miyako.com/

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