白保のがんじゅう弁当と石垣美味を食べ尽くそう!

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2013年3月7日に開港した南ぬ島石垣空港から約10分で到着する白保。

WWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」では、石垣島・白保に伝わる文化を、広く、知ってもらうおうと毎週日曜日に「白保日曜市」が開催されています。「白保日曜市」には、民芸品、郷土料理や加工品などが並び、地元の小学生のライブなども行われています。

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入口を入って周遊しながら、少し奥に歩いていくと月桃の葉にまかれたカナっぱおにぎりが販売されています。「カナっぱ」とは、白保の方言で「葉っぱ」のこと。

内容も、カナッぱじゅーしー、カナッぱ黒紫米、カナッぱ玄米大豆、カナッぱ白米油みその4種類から選べます。どれも美味しそうで迷います!

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カナッぱ白米油みそ

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お店のおばぁと一緒に、カナッぱジューシーをいただきます!月桃の香りとジューシーとお米も、もっちりしていて、とっても美味しい!

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小腹を満たした後は建物内を一周しながら、野菜やデザートなどの買い物が楽しめます。

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白保の海は世界屈指の貴重な珊瑚礁が120種以上、300種類以上の魚類、巨大なハマサンゴなどあります。白保の人々にとって、海は「宝の海」「命つぎの海」と言われており、豊な恵みは大事に守られています。

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ここ白保日曜市では、サンゴの海を守るために地域の方々と協力して勉強会を行い、サンゴ礁の保安活動と持続可能な海の資源利用をすすめています。こういう活動がサンゴを守ることに繋がっていくんですね。観光客の方も自由に出入りできるので、白保の今昔の歴史やサンゴ礁について、是非聞いてみましょう。

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白保日曜市を見たあと、白保のことをもっと詳しく知るために、「白保まぁーり」に参加しました。
事前に予約が必要なので予約をしてから参加しましょう。

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白保在住のガイドさんに案内されながら、白保の町を散策します。沖縄伝統建築様式であるサンゴを積み上げた石垣やフクギ並木、木造で赤瓦の家も多く残っており、昔ながらの沖縄の静かな集落です。

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ここ真謝井戸(まじゃんがー)はその昔、白保村から分村した真謝村で村民の飲料水用として利用されておりましたが、明和8年(1771年)の大津波により埋まってしまいました。

この大津波により白保、真謝村ともに壊滅しましたが、その後、波照間から移住した方々が白保村の再建に尽力し、今もなお白保と波照間の方々の交流は続いているそうです。白保の祖先の方々は自分たちの集落を助けてくれたことから、波照間島のことを親島と呼んでいたそうですよ。

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沖縄には御嶽(うたき)と呼ばれる拝所が集落に必ずあります。白保の中心にあるこの御嶽では毎年豊年祭などの行事が行われます。

※御嶽(うたき)は、琉球の信仰における祭祀などを行う施設のことを表します。

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古くから残る琉球建築の赤瓦屋根の屋敷。

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台風の多い沖縄の防風林として軒先でよく見かけるフクギ。白保ではその昔、そのフクギを用いて家を建てていたそうです。

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集落を抜けると目の前に広がるビーチ。ここはハーリーの会場にもなります。

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岩で囲われた港を作って船の出入りを制限。
岩で囲われた自然の漁港を作って海を汚さないようになっています。

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てくてく歩いていると、八重山そばには欠かせないピパーチの実を発見!
このピパーチを乾燥させて粉末をそばに七味のように振りかけて食べるのが八重山流です。

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集落にあるサンゴで作られた石垣。

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美しいサンゴの石垣。

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約1時間歩いたら、そろそろお腹も空いてきました。白保のお母さんの自宅でガイドさんも一緒に手作りの白保がんじゅう弁当をいただきます。「がんじゅう」とは、健康という意味です。月桃の葉をお皿にして、その上には、長命草の和物、ゴーヤの天ぷら、魚の天ぷら、パパイヤと人参たまごとじと小麦を使ったお菓子。

煮物は、オオタニワタリ、ヘチマ、ナーベラ、ソーキ、大根、人参。そして牛汁、ピパーチ入りのジューシー、黒米のおにぎり。

目にも美しく、ヘルシーな長寿料理でもありますね。

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ピパーチ入りのジューシーは風味が良く美味しくて頬張っちゃいます。

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ガイドさんとお話しながら皆で食べるご飯は格別ですね。

白保の人たちは、ここで育てた食材を料理して食べてるから体にいいんだよー。と話してくれました。月桃の葉も、人参も、オオタニワタリ、ヘチマ、ナーベラ、ピパーチも畑で取ってきたんだよーとガイドさんニッコリ。
だから体に良い長寿料理なんですね。

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意外に知られてない石垣島の白保、世界屈指の貴重な珊瑚礁を守る「しらほサンゴ村」、昔ながらの白保をまわり白保のお母さんが作るがんじゅう弁当を楽しむ「白保のまぁーり」に家族みんなで参加してみるのはいかがでしょうか。

きっと石垣島での特別な思い出になるでしょう。

石垣島のローカルグルメ「モカ」

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石垣島での特別な思い出作りにかかせないグルメを紹介します。
石垣島では知らない人は居ないという程の有名なお菓子「モカ」。
地元のベーカリーショップ「那覇ベーカリー」で購入できます。

コーヒー風味の生地に、たっぷりの生クリーム。そし決め手はアーモンドチョコ。
石垣島では名の知れた「モカ」は地元で30年以上愛され続けています。

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僕も大好き!美味しい!ふわふわ。
島の子ども達にもとても人気で、ここ石垣島でしか購入できないので要チェック。

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もう一つ、食べておきたいのが石垣島ジェラードで有名な「ミルミル本舗」のハンバーガー。
自社牧場で育てた「石垣産和牛」を使用したハンバーガーはとってもジューシー。
海を眺めながら家族で食べるのも特別な思い出になるはず。

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石垣島離島桟橋では、元WBA世界ライトフライ級王者でここ石垣島出身の「具志堅用高像」にも会えます。
行けば行くほど魅力がある石垣島。
親子で巡りながら新たな石垣島を楽しんでみませんか。

お問い合せ先 株式会社JAL JTAセールス J・TAP旅行事業部
所在地 沖縄県那覇市山下町3-24 4F
TEL 098-857-2111(年中無休)
ウェブサイト http://www.jtap.jp/rental_car_optional/search.jsp?category1=%A4%BD%A4%CE%C2%BE&kwd=isg

お問い合せ先 WWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」
所在地 沖縄県石垣市白保118
TEL 0980-84-4135
ウェブサイト http://wwf.or.jp/shiraho/

お問い合せ先 那覇ベーカリー
所在地 沖縄県石垣市新栄町70-12
TEL 0980-82-3889

お問い合せ先 石垣島ミルミル
所在地 沖縄県石垣市新川1583−74
TEL 0980-87-0885

おおよその所要時間: 1日

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