散歩で巡る宮古平良の歴史・文化「綾道(アヤンツ) さんぽ」

歴史文化ロードを巡る綾道さんぽ

「綾道(アヤンツ)」とは宮古のことばで美しい道との意。歩いて知る宮古島の魅力とは。

宮古島の中心地・旧平良市街地。ここは知る人ぞ知る宮古島の名所があります。

車だと通り過ぎてしまうスポットをゆっくり歩いてみると島の歴史や生活など・・・。

これまでの宮古島と違った風景を楽しむことが出来るはずです。

ガイドが話す貴重な話に耳を傾けながら歴史的な史跡などを巡る「歴史・文化ロード綾道」を通して

宮古島の新たな一面を覗いてみませんか。

 

宮古島

渡名喜ステイのワンポイントアドバイス

14世紀までに多くの豪族が出現し沖縄本島との関わり持つようになる中、琉球王国の中山王の察度に朝貢し、

八重山の豪族オヤケアカハチと、琉球中央の王府・中山との戦いであるオヤケアカハチの乱など時代の遍歴に翻弄。

王府から座番が派遣されるようになった近世には、平良・下地・砂川の3頭3間切制度が敷かれ、

平良は琉球王府の流れと共にその歴史がかたどられていきました。

 

宮古島の人々の博愛をたたえる碑。1873年(明治6年)、ドイツ商船ロベルトソン号が中国福州から

オーストラリアへ向かう途中、大型の台風に遭って上野村宮国沖合で座礁難破。

これを発見した宮国の人々は夜通しかがり火を立て乗務員らを励まし、翌朝、クリ船2隻で助けに行ったといいます。

このことを知った当時のドイツの皇帝ウイルヘルム1世は、上野村宮国の人々のその勇気と

博愛の精神をたたえ、軍艦を派遣して記念碑を建立しました。

ドイツ皇帝博愛記念碑

宮古島最高の由緒ある御嶽(ウタキ)。通称「ツカサヤー」と呼ばれ、ここには、宮古島創世神話や、

人蛇婚説話などの伝説が残ります。「御嶽由来記」によると、天地が定まらず、まだ人類が誕生する前、

恋角・恋玉という男女の神がこの場所の波打ち際に天から降りてきて、一切の人々や森羅万象を産み出したといいます。

そしてそれが終わると天に帰っていったのだとか。

その跡地に御嶽が建てられ、二柱の神を祀った場所として今も大切にされています。

はりみずうたき画像

仲宗根豊見親の墓

沖縄本島から遠く離れた宮古島に残っている貴重な墓の一つで国指定重要文化財に指定されています。

15世紀末から16世紀初頭にかけて宮古を統治した仲宗根豊見親が父親である真誉之子豊見親の霊を弔うために

造ったとされています。宮古島のスタイルと沖縄本島風が折衷したようなデザインで、

沖縄本島と宮古島との交流を裏付けるものとしてみることもできます。墓室は前後2室となっており10畳ほどの広さです。

仲宗根豊見親の墓

人頭税石

平良字荷川取の臨港道路沿いに立つ、高さ143cmの石柱。

これは、かつての王府の時代に、宮古島・八重山の住民に対して課せられた人頭税の支払い義務を決定づける石です。

背丈がこの石を超えると男性は粟等、女性は上布の納税が義務付けられていました。

それゆえ、またの名を「ぶ計り石」とも呼ばれています。しかし、近世に近づくにつれ、身長だけで納税を決めるのではなく、

きちんと年齢をもってするようになり、15歳から50歳までがその対象となりました。

人頭税石

芋ヌ主御嶽

ごく一部の上層役人が使ったという伝承をもつ井戸です。

一般的に宮古の井戸は上り下りのところに石段を設けるくらいの簡易なものですが、ここの井戸は別物です。

下に行くほど大きな石を使い、上に行くにつれ小さくなっていく、しかもその石は切石を円形に積み上げるという、

石造技術の粋を超えた技術で造られています。庶民には開放されなかった証拠に、泉に行くまでに2ヶ所の門、

そして、水守りもいたと言われています。

人頭税石

散歩しながら見られる草花綾道さんぽのもう一つの楽しみが、

道中の色鮮やかで大きくてイキイキととした南国らしい様々な草花達に出会えること。

気になった草花はガイドさんに名前を聞いてみましょう。

平良綾道ガイドのみなさん

砂川玄正さんを会長に、ガイドの会は男女合わせて総勢15名所属。

教育委員長や宮古博物館の館長などを歴任してきた会長を中心に、より良いガイドが出来るよう定期的に

勉強会の実施など活動を行っています。30ヶ所の綾道散歩のスポットを制定後、それぞれに案内板を立てるなど整備も万全です。

砂川会長によれば「宮古島独特の墓や御獄の数々を巡る内容になっていますが、歩いて健康に、学んで文化を知っていただきたい」とのこと。

疑問に思ったことわからないことはガイドさんに遠慮無くきいてみよう!

また、綾道さんぽ参加者にはガイドの皆さんで作ったオリジナル解説書「平良綾道~歴史文化ロード~」がプレゼントされます。

平良綾道ガイドのみなさん

お問合せ先 社団法人宮古島観光協会 TEL:0980-73-1881

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