コンパクトな島のなかに見どころやさまざまな自然環境が凝縮された久米島では、2012年からサイクリングイベント「シュガーライド久米島」を実施しています。山深い北部へ向かう道はアップダウンが多くかなり過酷ですが、景観がよく、島をわたる風が感じられるコースは、年々人気が高まっています。その影響か、レンタサイクルの貸し出しを行っているところが増えてきている久米島。この秋はアクティブに、気軽に楽しめるポタリングへでかけませんか?
「自転車で気楽にぶらつく」という意味の和製英語です。「自転車散歩」といえばわかりやすかもしれません。サイクリングは広義でスポーツの意味合いが強いですが、ポタリングはおもに食べ歩きや名所・旧跡巡りなど、サイクリングしながら行く先々での楽しみがプラスされます。
久米島は意外に起伏が激しく、楽に自転車で回れるというわけではありません。けれど、離島のなかでも景観がよく、見どころも数多く点在しているため、車でサクッと回ってしまうのはもったいない。そこでスポーツの秋に、アクティブな女子に向けたポタリング旅をご紹介いたします。ゆっくりのんびり回れるコースから、少しがんばって達成感が得られるコースまで、久米島の良いところをコースに併せてチョイスしました。
サイプレスリゾート久米島 | 098-985-3700 |
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リゾートホテル久米アイランド | 098-985-8001 |
イーフビーチホテル | 098-985-7111 |
民宿ふくぎ荘 | 098-985-8622 |
民宿あみもと | 098-985-8856 |
ドミトリー球美 | 098-985-2522 |
民宿久米島「本館」 | 098-985-2016 |
- ※車種や借りる時間数によってレンタル代に開きがあります。詳しくは各施設まで、お問い合わせください。
- ※宿泊のお客さまのみにレンタルする宿泊施設もあります。
- ※リスト以外にもレンタルしているところもあります。
- お問い合わせ:久米島町観光協会 098-896-7010
空港からタクシーで約20分、路線バスで約30分のイーフビーチ付近は、久米島のなかでもっとも賑わっている地域です。多くの宿泊施設や飲食店が軒を連ねているので、ポタリングの拠点にはもってこい。見たり体験したりするポイントも多いので、2日間に分けて巡るのもいいかも。
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久米島屈指のビーチです。延々と続く白い砂浜は、泳いでもよし、散策してもよし。「日本の渚100選」にも選ばれています。
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昔ながらの島の集落で、観光地化する前の久米島の姿が見られます。静かに生活する人々の邪魔をしないよう、散策させてもらいましょう。冬になると、寒緋桜が咲きます。
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県指定天然記念物。巨大な亀の甲羅みたいな六角状の岩石群です。溶岩が冷えて固まるときにこのような形になるそう。干潮時を狙っていくと見やすいです。
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悠々と泳ぐたくさんのウミガメが見られる癒しスポット。絶滅の危機にある現状や生態も学べます。入口付近の売店では、オリジナルグッズの販売も。
【営業時間】 9:00~17:00(但し入館は16:30まで) 【休館日】 火曜日 ※4月29日~5月5日、7月21日~8月31日の期間、期間内で火曜日が祝祭日にあたる場合は開館します。 【入場料】 大人 300円 / 小中学生 200円 【入場料】大人 300円 / 小中学生 200円
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代々村長を努めてきた名家・喜久村家の庭に、2株の見事なソテツが植えられています。県の天然記念物に指定されており、樹齢は250~300年といわれています。
高さは6メートルと4メートルの2株あり、200以上の枝を持っています。 -
島の一周道路を走っていると、道の真ん中に突如として現れる福木並木。車道中央にあるので、写真を撮る際はほかの車の迷惑にならないよう注意してください。
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久米島の海洋深層水を利用して養殖されている海ぶどうが出荷されるまでの過程を見学できます。
また、養殖されている海ぶどうの収穫体験や試食もできます。※要予約。【工場見学】 平日9:00~16:00・土曜9:00~11:00
日曜休み【TEL】 098-985-7822
(久米島海洋深層水開発株式会社)【TEL】098-985-7822
(久米島海洋深層水開発株式会社) -
久米島紬の資料や実演が見られる施設。希望者はコースターづくりを体験することもできます。織り手が途絶えないよう、後進の指導も行っています。
【営業時間】 9:00~17:00(受付午後16:30まで) 【休館日】 年末年始、旧1月16日、旧6月23日、旧盆、体育の日、町産業まつり 【入場料】 大人 200円 / 中学生以下 100円 【TEL】 098-985-8333 【入場料】大人 200円 / 中学生以下 100円
【TEL】098-985-8333
観光協会のある「あじまー館」で、まずは近隣の情報収集を!!移動範囲は狭いのですが、古くからある商店街をまわったり、地元の酒造を見学したり魅力満載なコースです。
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球団創設時から、久米島でキャンプを行っている東北楽天ゴールデンイーグルス。こちらは1軍が使用する球場です。2軍はイーフビーチ近くの仲里や球場。久米島では島をあげて球団を受け入れています。キャンプのシーズンオフでも、空港の球団コーナーを見ればその熱意が伝わるはず。
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久米島初のNPO法人「島の学校久米島」が運営をしている体験型交流施設。久米島の豊かな自然や文化を紹介してくれます。久米島観光協会も駐在しているので、久米島に関するあらゆる情報を入手できます。
【営業時間】 9:00~18:00 【休館日】 水曜日 【TEL】 098-896-7010 【営業時間】9:00~18:00
【休館日】水曜日
【TEL】098-896-7010
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小規模生産で、味にも製法にも妥協のない酒造りを続けている老舗の酒造。ほとんどが久米島島内で消費されているため、県外はもちろん、那覇など沖縄本島においても出回ることが少ない希少な泡盛。工場見学も可。
【工場見学】 10:00~12:00 14:00~17:00 ※日曜休み 【TEL】 098-985-7513
(工場見学は要予約)【工場見学】10:00~12:00 14:00~17:00 ※日曜休み
【TEL】098-985-7513(工場見学は要予約)
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「じんじん」とは、方言でホタルのことを指します。空港から約4kmのところにある昔ながらの商店街。スーパーや食堂、居酒屋などが集まっているゾーン。
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久米島でしか食べられない絶品、惣慶(そけい)もやしを使ったそばがふんだんに食べられるそば屋。古民家を利用した店内は、まるでおばあの家に来たみたいな雰囲気です。
【営業時間】 12:00~15:00 【TEL】 080-3226-3130 肉もやしそば 700円/ソーキそば(中)650円 【営業時間】12:00~15:00
【TEL】080-3226-3130
肉もやしそば 700円/ソーキそば(中)650円
北へ向かう道はけっこうキツい上り坂なので、体力に自信がある人におすすめ。目的地に到達したときの達成感は格別です。帰りは下り坂なので心地良い風を感じながら走ることができます。
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島内にいくつかある車えび養殖場のなかでも、試食つきで施設見学ができる久米島総合開発の養殖場。活き車えびの販売は11月からがシーズン。
【工場見学】 14:00~16:00 【定休日】 土曜日・日曜日 【TEL】 098-985-3254(久米総合開発株式会社) -
15世紀はじめ頃に築かれた琉球王朝の城跡。城壁の石垣は、珊瑚性石灰岩の野面(のづら)積みという特殊な積み方になっています。
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女性が拝むと子宝に恵まれるといわれている大岩。ハードな北側コースはここが終着点。身が引き締まるような神聖な迫力をたたえる「ミーフガー」を眺めながら、達成感を味わいましょう。