まるっと早分かり!沖縄本島周辺に位置する個性豊かな15の離島

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沖縄本島の周囲には160もの島々が点在し、そのうち48が有人島。
今回は、その中でも沖縄本島から船や飛行機でアクセスできる15の離島をご紹介。
離島といっても簡単にアクセスできる島や日帰り可能な島もたくさんあり、
一歩足をのばした先にはひと味違う魅力が待っています。
沖縄本島を遊び尽くしたら、独自の風習や文化、手つかずの自然が広がる島々へ出かけてみよう。

 

沖縄北部に位置する5島

伊平屋島(いへやじま)

今帰仁村(なきじんそん)・運天港から船で約1時間20分。沖縄有数の透明度を誇る海と、夜空の美しさが魅力の伊平屋島。島には手つかずの自然だけでなく、島で受け継がれてきた「いへやじゅーてー」という、おもてなしの心が受け継がれており、今も昔も変わらない人々のあたたかな営みが「沖縄の原風景」として色濃く残る島です。

伊是名島(いぜなじま)

今帰仁村(なきじんそん)・運天港から船で約55分。田園や琉球松が美しい伊是名島は、農民から琉球国王にのぼりつめた尚円王が誕生した琉球王朝ゆかりの歴史ロマンあふれる島です。史跡巡りをしたり、集落やビーチをのんびり散策したりゆったりと過ごせる島。自分にぴったり合う過ごし方が必ず見つかるはず!

野甫島(のほじま)

伊平屋島前泊港から車で約10分。伊平屋島から野甫大橋でつながっている野甫島は、沖縄最大級のテーブルサンゴが群生しており、ダイビングスポットとしての人気が高まってきています。野甫島の塩は野甫島を代表する特産品の1つで、コクのある旨味が特徴です。

水納島(みんなじま)

本部町(もとぶちょう)・渡久地港から船で約15分。クロワッサンのような形の水納島は、驚くほど美しい海に囲まれた島です。海水浴をはじめ、ダイビングやシュノーケル、ボート系メニューなど、質の高いマリンレジャーが楽しめる島として人気のリゾートアイランドで、日帰りでマリンレジャーを楽しみに訪れる観光客も多い島です。

伊江島(いえじま)

本部町(もとぶちょう)・本部港から船で約30分。平坦な島に突き出した城山(通称:タッチュー)で知られる島。日帰り可能で、手軽に訪れることのできる離島としても人気があります。落花生やさとうきび、ブランド牛の「伊江島牛」など農業も盛んで、豊かな食を楽しめる島です。

 

沖縄東側に位置する2島

津堅島(つけんじま)

うるま市・平敷屋港から船で約15分~30分。島に広がる畑の約6割はにんじん畑の津堅島。糖度と栄養価が高い「津堅にんじん」が特産品として有名で、「キャロット・愛ランド」の名称で親しまれています。実は「沖縄民謡の発祥の地」とされている島でもあり、音楽好きの間で特に注目を集める島です。

久高島(くだかじま)

南城市(なんじょうし)・安座真港から船で約15分~20分。神の島と崇められている久高島は、琉球の創世神アマミキヨが最初に降り立ったと言われている島。島の人たちが先祖から代々受け継いできた文化や場所を大切に守り、古くからの信仰が今もなお、島に生き続けています。癒しを求めて、リピートする観光客が多い、神聖な島でゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

沖縄本島の西側に位置する6島

渡嘉敷島(とかしきじま)

那覇市・泊港から船で約40分~1時間10分。世界中の人々を魅了するケラマブルーの美しい海と豊かな緑が広がる渡嘉敷島。ビーチは美しいだけではなく、ウミガメの生息地としても知られています。山林が発達しているため、トレッキングやネイチャーウォーキングで豊かな緑と鮮やかな花々も楽しめる、自然豊かな島。

座間味島(ざまみじま)

那覇市・泊港から船で約50分。国立公園に指定された美しい海が国内外から人気の座間味島。年間を通して楽しめるダイビングや、冬のホエールウォッチングといったマリンレジャーだけでなく、島内に点在する展望台など絶景スポット巡りもおすすめ!青いコントラストが美しい絶景は一度目にしたら虜になること間違い無し!

阿嘉島(あかじま)

那覇市・泊港から船で約50分。周囲に広がるケラマブルーと称される海は、眺めても、潜っても、ため息が出るほどの美しさです。ファミリー層から一人旅など多くの観光客が訪れ、それぞれに思い思いの過ごし方ができる島です。

慶留間島(げるまじま)

阿嘉港から車で約5分。阿嘉島と阿嘉大橋でつながる慶留間。フクギが並ぶ静かな集落や畑の中を歩くと、ゆったりとした時間が流れ、どこか懐かしさを感じます。また、島には手つかずの自然が残っており、天然記念物である「ケラマジカ」の保護区にも指定されており、島の至る所で「ケラマジカ」に遭遇できます。

渡名喜島(となきじま)

那覇市・泊港から船で約1時間55分。島内には、伝統的な赤瓦の家屋、フクギの屋敷林、石垣などの古き良き沖縄の伝統的景観が残っています。のどかで、島中をつつみこむようなどこか懐かしく優しい雰囲気は、渡名喜島ならではの雰囲気です。夜に灯されるフットライト通りの灯りは、渡名喜島に泊まった人だけが味わうことのできる特別な景色です。

粟国島(あぐにじま)

那覇市・泊港から船で約2時間。数百万年前の火山活動による堆積物がベースとなってできた島のため、沖縄県内によく見られるサンゴ礁が発達してできた島とは一風違った、独特な景観が見られます。野鳥の楽園にもなっていたり、満点の星が輝く夜空も魅力的な島です。

 

沖縄本島のはるか東に位置する2島

北大東島(きただいとうじま)

那覇から飛行機で約1時間、船で約15時間~17時間。沖縄で最も早く朝日が昇る北大東島は、古くから「うふあがり(大東)島」と呼ばれ、はるか東にある島として琉球の人々の間で知られていました。開拓が始まるまでは無人島で、島に初めて移り住んだのは八丈島からの移民のため、沖縄と八丈島の文化が混ざり合った独特の文化が継承されています。

南大東島(みなみだいとうじま)

那覇から飛行機で約1時間、船で約15時間~17時間。島に浜は無く、360度絶壁となっているため、外来種の影響を受けることなく、多くの固有生物たちが生息している島。地底に広がる神秘的な世界を体感できる「地底湖探検」や地球のパワーを感じられる「バリバリ岩」など他の島にはない特別な体験ができます。日本ではここだけというクレーンでの乗下船はスリル満点です!

 

 

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