
沖縄本島を何度か訪れたことがある方なら、次の旅では少し足を延ばして、離島ならではの景色や空気を楽しんでみませんか。そんな方におすすめなのが、本島観光に離島を一つ加える「もう一島旅」です。
沖縄本島から船で気軽にアクセスできる離島には、それぞれ異なる魅力があります。歴史や文化に触れられる久高島、のどかな島時間と美しい海が魅力の津堅島、そして世界屈指の透明度を誇るケラマブルーの海が広がる渡嘉敷島。日帰りはもちろん、1泊することでよりゆったりと離島の魅力を楽しめます。
今回は、那覇を拠点に訪れやすい3つの離島と、それぞれのおすすめの過ごし方をご紹介します。
目次
久高島|神聖な島で豊かな自然と受け継がれる文化に出会う旅

沖縄の歴史や文化が今も大切に受け継がれている久高島。島内には御嶽や拝所などの文化的・歴史的なスポットが点在し、静かで穏やかな空気が流れています。レンタサイクルで海沿いの道や集落を巡れば、美しい海や昔ながらの島風景をゆったりと満喫できます。
沖縄ならではの文化や歴史に触れたい方や、自然に癒やされながらのんびりとした時間を過ごしたい方におすすめの島です。
久高島を訪れたら味わいたい、伝統料理「イラブー汁」

久高島を訪れたらぜひ味わいたいのが、「食事処とくじん」の名物「イラブー汁」です。
イラブーとは、久高島特産の「エラブウミヘビ」のこと。500年以上変わらない手づかみ漁で捕獲し、燻製小屋「バイカンヤー」で7日間じっくり燻した後、水で戻して昆布やソーキとともに煮込んで仕上げられます。琉球王朝時代には貴重な滋養食として珍重されていた伝統料理です。
見た目のインパクトとは裏腹に、身は淡白でクセがなく、スープはカツオ節を思わせる深い旨味が特徴。じっくり煮込まれることで生まれる濃厚な味わいと、とろりとした食感を楽しめます。コラーゲンを含むことから女性にも人気があり、久高島を代表するグルメのひとつとなっています。


また、島で養殖された海ぶどうをたっぷりのせた「海ぶどうそば」もおすすめ。プチプチとした食感とほどよい塩味が、沖縄そばのやさしい出汁とよく合います。
沖縄本島へのフェリーが発着する徳仁港から徒歩3分とアクセスも良く、島巡りのスタートや帰路の前に気軽に立ち寄れるのも魅力です。


津堅島|トゥマイ浜の美しい海と、のんびり島内散策を楽しむ離島旅

沖縄本島から気軽に訪れることができる津堅島は、エメラルドグリーンの海とのどかな島の雰囲気が魅力の離島。白い砂浜が美しいトゥマイ浜では、海水浴やシュノーケリングなどのマリンアクティビティを満喫できます。
コンパクトな津堅島はレンタサイクルで気軽に巡ることができ、特産品のにんじん畑や青い海を眺めながら、島ならではの穏やかな時間を過ごせます。
美しい海を眺めながらリフレッシュしたい方や、日帰りで気軽に離島旅を楽しみたい方にぴったりの島です。
日帰り可能な離島で気軽にマリンアクティビティ

本島から高速船で15分、フェリーで約30分。気軽にアクセスできる離島として人気なうるま市の津堅島。サンゴ礁に囲まれた内海に位置するため、特に夏場は波が穏やかで安定したコンディションの中でマリンアクティビティを楽しめるのが魅力です。
本島に近い場所でありながら海の透明度は驚くほど高く、どこか懐かしい素朴な集落の風景が、離島に来たという実感を与えてくれます。日帰りで訪れる人が多い一方、宿泊施設もあるため、静けさに包まれる離島の夜を過ごすのにもおすすめです。


マリンアクティビティが楽しめるトゥマイ浜では、津堅島シークルーズ併設のカフェで島の食材を使ったグルメを味わえます。おすすめは、津堅島産の人参や紅芋、もずくなどを使用し、やんばるジェラートと共同開発したオリジナルのプレミアムジェラート。ほかにも、津堅島産のもずくをたっぷり使用した冷やしそうめんも人気。さっぱりとした味わいで、アクティビティ後の食事にもぴったりです。
シャワーやコインロッカー、トイレなどの設備も充実しており、快適に一日を過ごせる環境が整っています。 気軽に絶景を楽しみたい方には、パラセーリングがおすすめ。基本的に海へ入ることがないため、水着の着替えがなくても気軽に体験できます。スタッフに身を委ねて空へ舞い上がれば、眼下に広がる「津堅ブルー」を存分に堪能することができます。


渡嘉敷島|白い砂浜と「ケラマブルー」の海に癒やされる、自然満喫の島旅

世界有数の透明度を誇る「ケラマブルー」の海が広がる渡嘉敷島。真っ白な砂浜と美しい海が広がる阿波連ビーチやとかしくビーチでは、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。また、島内の展望台からは息をのむような絶景が望め、渡嘉敷島ならではの雄大な自然を満喫できます。美しい海を眺めながらゆったりと過ごしたり、海辺を散策したりと、思い思いの過ごし方ができるのも魅力です。
日帰りはもちろん、宿泊して朝夕で表情を変える海の景色を堪能するのもおすすめ。自然に癒されながら、非日常のひとときを過ごしたい方にぴったりの島です。
島の恵みをひと皿に。渡嘉敷島で味わう、とっておきの島グルメ

渡嘉敷島で島グルメを楽しむなら、島の食材を生かした創作イタリア料理が人気のカフェがおすすめです。島出身のシェフ・金城さんが営むカフェ島むん+では、「島のものを使い、おいしいものを届ける」をコンセプトに、自家焙煎コーヒーや種類豊富なワインとともに、島ならではの味覚を楽しむことができます。
なかでもおすすめは、島で獲れた夜光貝を使ったパスタ。コリコリとした貝の食感と旨みに、アンチョビの風味が絶妙に調和した一皿。自家菜園で育てた野菜をふんだんに使った日替わりの前菜盛り合わせや、手絞りのシークヮーサージュースなど、どれも絶品です。また、母ヨーコさんが野イチゴや完熟パパイヤ、タンカンなどで作る無添加ジャムを使ったスイーツやドリンクも味わえます。


一皿一皿に渡嘉敷島の島の恵みと温かなおもてなしが込められており、このお店を目当てに渡嘉敷島を再訪するファンも少なくありません。観光客が比較的落ち着く秋から冬にかけては、ゆったりとした島時間を楽しみながら、島グルメを堪能しに訪れてみてはいかがでしょうか。


もう一島、足を延ばして。自分好みの島旅へ

沖縄本島から船で気軽に行ける久高島・津堅島・渡嘉敷島は、島ごとにおすすめの過ごし方が異なります。 短い時間で気軽に訪れられる島もあれば、1泊することで朝夕の美しい景色やゆったりとした島時間をより楽しめる島もあります。
旅の目的や日程に合わせて、自分に合う「もう一島」を選び、沖縄旅行で新たな離島の魅力を見つけてみませんか。









