世界的に美しい海で知られる「久米島」(くめじま)は沖縄の離島の中でも人気の島。沖縄でも随一の美しさを誇る「ハテの浜」をはじめ、スキューバダイビングやシュノーケリングといったマリンスポーツや、日本一の養殖産地である車エビなどアクティビティやグルメまで楽しめる要素が充実しています。沖縄本島から約30分で行き来できる飛行機が通常期には毎日7往復しているのでアクセスもとても便利。
そんな久米島には季節を問わず楽しめる人気のスポットがあります。それが「久米島シーサイドパークゴルフ場」です。久米島の美しい海を望むロケーションとあって、愛好者の多い北海道をはじめ、海外からもファンが訪れます。空港から車で15分足らずの静かな港に隣接する開放感あふれるコースで、健康的なリゾートアクティビティを楽しんでみましょう。
さて、いったいパークゴルフとはどんなスポーツなのでしょう。
名前の通りゴルフに似ており、芝で覆われたコースで、クラブを使ってカップインするまでの打数を競い合いますが、ゴルフほどの難しさはなくシンプルなルールなので、初めての人でも十分に楽しむことができるスポーツです。
発祥の地は北海道の幕別町。1983年に世界初のパークゴルフ場ができてから、今では国内におよそ1,200コース、海外11ヶ国に120以上のコースができたことからもわかるように、多くの人を惹きつける魅力を持ったスポーツなのです。プレイに必要な時間は人数にもよりますが、18ホールでおおよそ90分。昼食をはさんで丸一日たっぷりプレイを楽しむ人の姿も多く見受けられます。
久米島シーサイドパークゴルフ場の特徴は何と言っても美しい久米島の海を一望できるロケーション。南国の樹木や花々に彩られたコースでのプレイは久米島ならではのもの。沖縄県内では最大級の規模で、難易度が異なる4コース、全72ホールで構成されています。コースのすべてが久米島の絶景スポットに倣って設計されているので、コースを回りながら久米島の魅力に触れることができます。
まずは子ども連れの家族におすすめの「ミーフガーコース」。安産祈願のスポットとして知られる奇岩「ミーフガー」。スコアを取りやすいように設計されていますので初めての方がいるグループやウォーミングアップに最適です。
続いては「ガラサー山コース」。久米島特産の黒岩(くるし)や琉球松がところどころに現れたり、コースの真ん中に岩があったりと、難易度を高める工夫が随所に仕掛けられています。
海沿いにあるのが「ハテの浜コース」。日本でも有数の美しさを誇るハテの浜の浅瀬をイメージさせるこのコースには一番長い99メートルのホールがあり、あちこちにバンカーが置かれています。
そして、最も難易度が高いのが「タチジャミコース」。コース名の由来となっているタチジャミとは、高さ40メートルの屏風のような久米島町の天然記念物の奇岩のこと。漢字で書くと「立神」という名前の通り、厳かで神々しい雰囲気の漂う場所です。見せ場は名物の2番ホール。大きくカーブしたコースと巨大なグリーンがプレーヤーを手こずらせます。
このように、大きな起伏のある海側の2コース(ハテの浜、タチジャミ)と、トリッキーなレイアウトの山側の2コース(ミーフガー、ガラサー山)が設けられた久米島シーサイドパークゴルフ場では、メリハリのあるプレイを満喫でき、年齢やレベルにあわせて楽しむことができるのです。そのため、JAL・JTAカップ&久米島町長杯、本間カップ沖縄大会などの本格的な大会から、島民のチャリティゴルフコンペまで様々な大会が開かれています。
思う存分プレイを楽しんだ後は、ぜひ島巡りを。久米島では豊かな自然に癒してもらえるだけでなく、伝統文化、食、健康などをキーワードにした様々なアクティビティを楽しめます。
バーデハウス久米島の海洋深層水を使用したホットタブ
※現在は閉館しております。
海洋深層水と温浴療法がひとつになったバーデハウス久米島で心と身体をリセットしたり、沖縄の在来馬に乗って動物や自然と触れ合ったり、島のおばぁとドーナツのような伝統菓子の「サーターアンダギー」を作る体験や、伝統工芸「久米島紬」の織物体験にチャレンジしたり。あなたらしい久米島ステイをエンジョイしてみてはいかがでしょうか。
Information 基本情報
久米島シーサイドパークゴルフ場
住所 | 沖縄県島尻郡久米島町字儀間 30-7 |
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TEL | 098-987-0086 |
備考 | 営業時間/4 月〜9 月 9:00〜18:30、10 月〜11 月 9:00〜17:30、12月~3月 9:00~17:00 (受付は8:30 から) |
URL | http://www.town.kumejima.okinawa.jp/docs/2017071800024/ |