2014.07.04

  • 宮古諸島
  • 大神島

奇石(ノッチ)などを巡る!大神島散策ツアー

【大神島について】
大神島は古くから宮古諸島では、「神様がいる」と伝えられてきました。
今も大神島には「聖域」と呼ばれ、無断で入ってはいけない場所が数多く存在し、島の人々の大切な信仰の場となっております。
観光で訪れる人々も、島の人々の想いの詰まった「島のルール」をしっかり守りましょう。
・島の神祭行事の日には立ち入りが禁止されます。
・聖域はみだりに入ることが禁止されています。
・島の自然を壊したり持ち帰ったりしてはいけません。

 

おおよその所要時間:半日

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大神島は約300年前、海賊がやってきて宝を隠したとされる人口約26名、周囲2.753kmの小さな島。「神の島」と呼ばれ、島のほとんどが聖域とされ島全体が謎に包まれていました。

島のガイドさんにお願いして大神島のミステリーに迫ってみましょう。

宮古島本島、島尻漁港から大神漁港まで船に乗り15分かけて上陸します。

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島の神祭行事の日は島への立ち入りが禁止されますので、事前に問い合わせておくことをおすすめします。

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大神島の港に到着すると島のガイドさんがお迎えしてくれます。

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まずは島で唯一の食堂・民宿を兼ねた「おぷゆう食堂」でお昼ごはんを頂きます。

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島の特産品は「カーキダコ」。タコを燻製にしたものです。

昔は海でとれた魚やタコを保存するために燻製にしていたそうです。
その他にはらっきょう、にんにく、黒豆が特産品として紹介されています。

食事を頂いた後は、いよいよ散策ツアーの始まりです。

まず始めに向かったのは大神島の学校の跡。

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大神中学校

大神中学校は島唯一の中学校で多い時には学生が64名いたそうですが、2011年に廃校になったそうです。

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島の生活を支えていたカー(井戸)

漁港から集落に上がる道の途中に1つ目の「カー(井戸)」があります。

島の東西南北に「カー(井戸)」があり、島の南にあるこちらの井戸は以前飲料水専用として利用されていました。

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現在は宮古島本島から海底水路を引いて水道を通しており利用していません。

どうやらこちらの井戸はウナギの棲家になっているようです。

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遠くに見える宮古島。

散策途中、島のあちこちから宮古ブルーが顔をのぞかせます。

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島の生活

集落の中を歩いていると門の前にスイジガイが吊るされているのをよく見かけます。

沖縄のほかの地域でもよく見かけますが、ここ大神島でも魔除けとして吊るしているそうです。

スイジガイはその形状から「水」の字に似ていることから火災から家屋を守るとも言われています。

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ガイドさんに連れられ島の一番高い場所、遠見台まで進みます。

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こちらはコンクリートで作られた雨水を溜めるタンク。

昔は水道が引かれていなかったため、雨水を溜めて利用していたそうです。

遠見台のふもとへやって来ました。

これから階段を登って、島の一番高い場所へ向かいます。

遠見台のてっぺんには大きな岩があり、そこへ神様が降りてくるそうです。

この岩に降りてくる神様が司ンマ(ツカサンマ)と呼ばれる神女役に6月〜10月の間、どの時期にどんな神事を行うかを伝えるそうです。

司ンマ(ツカサンマ)は神が神事を伝える4日間島中の御嶽を唄を歌いながら周り、中2日は「神様からたくさん頂いている」為全く食事を取らず祈祷を捧げます。

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遠見台までの急勾配な階段を上る途中、振り返ると宮古の島々と美しい海を眺める事ができます。

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遠見台のてっぺんまでは約75m。頂上のウガンジュ(拝所)へ到着しました。

このウガンジュの岩が大神島では一番高いところにあり、島の中で最も重要な神事を行う場所で、この岩に神様が降りてくるそうです。

御嶽(ウタキ)やウガンジュは神聖な場所なので、近づいても良いか写真撮影をしてもいいかはガイドの指示に従いましょう。

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遠見台の頂上では大神島全体を360度ぐるっと眺められ、その先には美しい海と空のコントラストが広がっていました。

遠見台を降りて、大神島のシュノーケリングスポットへ向かいます。

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途中、カーキダコを作るのに使用する燻製用の薪が沿道に並べられていました。

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シュノーケリングスポットに到着。

岩より海岸側は比較的海流がゆったりしているので子どもでも安心して楽しめ、魚も沢山観ることができます。

この海岸の背後には公園が整備されていますのでBBQを楽しんだり、海を眺め潮風にあたりながらゆっくり時間を過ごすのもいいですね。

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海岸沿いを港向けに少し歩くと海の神様がやってくる御嶽(ウタキ)があります。

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御嶽(ウタキ)の入り口のちょうど正面の岸壁が「神様の通り道に邪魔になっていた」との理由で一部削られています。

神の島大神島ならではの光景です。

スタート地点の大神中学校跡に戻ってきました。

港まで戻ってきた所で、ガイドさんの車に乗せて頂き「ノッチ」と呼ばれる奇石を見に向かいます。

ノッチまでの道の途中に神様の岩があり、島の道路を整備するときに神様からこの岩を壊さない様に告げられた為、岩を避けて道路が整備されています。

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島の外周道路と島の間に海水のプールがあります。

プールは海とつながっており、運が良ければコバンザメを観ることができます。

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奇石(ノッチ)

ノッチの転がる海は、海流が早いため岩の下部の浸食が激しくこのような形状になるそうです。

干潮時にはキノコの様な形状を観ることができます。

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ノッチ(干潮時)

島の道路はここまでです。

神様と伝説の残る島大神島で皆さんもミステリーに触れてみてはいかがでしょうか。

お問い合せ先 宮古島旅倶楽部
所在地 宮古島市平良字下里4 新大見謝ビル103
TEL 0980-75-4380
営業時間:9:00 ~ 18:00(予約は前日16:00まで)

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