人気急上昇！伊是名島無人島キャンプの楽しみ方

沖縄の離島・伊是名島でのキャンプ情報を紹介！今話題の無人島キャンプツアーの詳細に加えて、キャンプ場の情報はもちろん、楽しみ方や周辺の観光情報、キャンプにおすすめの時期や必要な持ち物までを徹底リサーチしてお届けします。

伊是名島のキャンプで今ホットな話題なのが「無人島キャンプツアー」です。無人島といえど、伊是名島から渡し舟で約15分のところにある島でキャンプするので安心です。島の名前は屋那覇島（やなはじま）。弧を描いた湾が特徴的な島で、いぜな島観光協会を通じて船をチャーターして入島することが可能です。バナナボートで無人島まで移動というアクティビティ要素が満載の方法もあるとのこと。キャンプテントの貸し出しもあるので嬉しいですね。

無人島についてまずは夕食作り。食材は今帰仁村からお肉を調達してきました。

お肉は分厚くカットしシンプルに焼いてみます。あふれる肉汁に食欲は全開。豪快にお肉に食らいつきます。

島には弧を描いた湾があり、波音はとても静か。波音と潮の香り、どこまでも広がる海を眺める究極の癒し時間を思う存分に過ごします。

その日は砂浜にテントを張って夜を過ごしました。水平線から昇る朝日と一緒に起床。カラッと晴れていて海風が心地よく、とても気持ちが良い朝です。

朝のビーチを散策すると、ヤドカリなど様々な生き物に出会えました。

朝食はシンプルにハムチーズサンドイッチ。海を眺めながらいただきます。

シュノーケルではサンゴや熱帯魚などを見ることができます。遠浅で波も比較的おだやかですが、ポイントまでは100メートルほど泳ぐため、ライフジャケットを着用するなど自己管理を徹底して楽しんでください。

最後に、キャンプで出たゴミなどの影響で環境が壊されてしまう可能性もあります。キャンプ場のルールに沿ってゴミ処理を行うなど、マナーを守って楽しみましょう。

伊是名島キャンプの特徴

伊是名島では島内のキャンプは無料としています。お気に入りの場所でキャンプをするのも良いですが、今回はおすすめの場所を紹介します。

・マッテラの浜

青く美しい海が広がる砂浜です。木陰があり、夏でも比較的過ごしやすいです。天然ビーチなのでプライベート感が感じられますが、その分シャワーやトイレがなく夜は外灯の灯りもないため、キャンプをするにはライトなどの準備が必要です。

・いぜなビーチ

島の南側に位置するビーチで、キャンプや海水浴におすすめの場所です。トイレやシャワーなどの設備も充実しています。近くに小さな商店もあります。

・明地原公園

島の西側に位置する砂浜です。こちらもトイレ・シャワー・洗い場が完備されておりキャンプをするのに便利です。

伊是名島キャンプに必要な持ち物は？

島にキャンプ用品をレンタルできる場所はないため、テントなどキャンプに必要なものすべてを持参していきましょう。食材についても、小さな商店しかないため基本的には本島で買い物をして持参するのがおすすめです。また外灯が21時～22時頃に消灯となるため、ライトも必須です。

伊是名島キャンプのおすすめの季節＆時期

沖縄は年中を通して暖かい気候のため、1年中キャンプが楽しめるのですが、夏の時期は照りつける太陽で日焼けをしたり、熱中症のリスクが高まったりなど暑さ対策が必須。また湿度が高く、テントの中で寝付けないなどの声も多いです。そのため、涼しくなる10月～4月までが伊是名島キャンプのベストシーズンと言えるでしょう。

屋外では、日焼け防止や虫よけ対策として長袖・長ズボンの着用がおすすめです。また冬の時期は風が強いため、ウィンドブレーカーを着用するなどの風よけや寒さ対策も必要です。

伊是名島のおすすめ観光情報

沖縄本島北部・今帰仁村（なきじんそん）の運天港からフェリーで約1時間のところにある伊是名島。周囲が約16.7キロと小さな離島ですが、美しいサンゴ礁や小高い山々など豊かな自然が今なお残っています。琉球王国・第二尚氏初代国王の尚円王（しょうえんおう）の生誕地として知られ、関連遺跡など歴史的な見どころも多い離島です。

【ギタラ展望台】

伊是名島の南東に位置する展望台。海ギタラと陸ギタラという、2つの大きく切り立った岩山と美しい海が一望できる絶景スポットです。

【マッテラの浜】

先ほどおすすめのキャンプ場としても紹介した砂浜です。先程のギタラとマッテラの浜があるこの海岸一帯を「二見ヶ浦海岸」と呼ぶそうで、「日本の渚百選」にも選ばれています。

【神の岩座】

伊是名山森林公園内にある「神の岩座」は切り立った岩場からのダイナミックな絶景が楽しめます。ポイントまではかなり歩くほか、岩座も足場が悪いところもあるため、訪れる際は注意して楽しんでください。

【アハラ御嶽】

海ギタラと陸ギタラがきれいに見られる場所で、この美しい景色は島のパンフレットになっているほどです。御嶽は神々が祀られている神聖な場所なので、マナーを守って訪れましょう。

【銘苅家】

昭和52年（1977）に国の重要文化財に指定された「銘苅家（めかるけ）住宅」。銘苅家は尚円王の叔父にあたる家系で、代々、伊平屋伊是名の総地頭職を務めた家柄でした。

伊是名島までのアクセス情報

沖縄本島北部・今帰仁村の運天港からフェリーでアクセスが可能。1日2便が運航しています。料金は大人往復3500円です。