新城島(あらぐすくじま)は上地・下地2つの島からなる島で、干潮時には徒歩で渡ることができる。島周辺の海は、かつてジュゴンが生息していたことでも有名。この島には、撮影が許されていない神聖な伝統行事も残っており「神の島」とも呼ばれている。

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パナリと呼ばれる神の島

海と一体となって新城島へ

新城島へは定期船がないので、新城島内散策ツアーに参加。
連れて行ってくれるのは島内散策ツアーを主催する本底重男(もとそこしげお)さん。
新城島で生まれ、新城島を愛する島民のひとりだ。

西表島の大原港から新城島に向けて出航!
波を蹴り、水しぶきをあげながら、本底さんの小型船は新城島に向かってぐんぐん進む。
大きな船よりも海面に近いから、より海と一体になった気分だ。
この船に乗っているだけで、気分がどんどん盛り上がっていく。

あっ、新城島が見えてきた。もうワクワクが抑えられない!

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海に浮かぶ蝶の楽園

本底さんに案内されて島内を散策。
島内の道を歩いて驚いたのは、行く先々で足元からヒラヒラ、パタパタと蝶が舞い上がること。
黄色い蝶、白い蝶、黒い蝶、青い蝶…。
色とりどりの蝶が一度に何頭も、行く先々で目の前をヒラヒラ、パタパタ。
それはまるで、人の来島を出迎えているかのよう。

本当はヒラヒラと飛んでいるところを写真に収めたいのだけれど、それは少々難しい。
そこで木にとまった彼らを息をひそめてそっと撮ってみた。

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誰もいないプライベートビーチ

新城島には美しい浜がいくつもある。
広くてサンゴが美しいのはアトツマの浜。ここでシュノーケリングを楽しむ人も多い。
個人的に気に入ったのは、大きな岩の間にひっそりとたたずむ小さな浜。
本当は「グメノフドマ」という昔ながらの名前があるのだが、
いつの間にか「恋路が浜」と呼ばれているらしい。
この場所が周囲から見えづらく、昔はデートスポットに使われていたことから、このロマンチックな呼び名が付いたのだそうだ。

とびきり静かなこの浜辺は、聞こえるのは風の音と波の音だけ。
波打ち際では白い砂をおだやかな波が洗う。
少し下がったところには、海から届いたサンゴのかけらが積み上がっている。

他には誰もいないこの場所で、一日中ぼーっとできたらいいな。

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