水納島(みんなじま)は、サンゴ礁に浮かぶ周囲4kmの小さな島。三日月型をしていることから「クロワッサンアイランド」 とも呼ばれている。マリンスポーツ好きが多く訪れ、夏は海の家などで賑わう。

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看板カメとカニが待つ小島

絵に描きたくなる高速船

沖縄本島から高速船「ニューウイングみんな」で本部町にある外周約4kmの小さな水納島(みんなじま)に着いた。
この島は、上空から見るとクロワッサンの形に似ていることから、「クロワッサンアイランド」とも呼ばれている。
沖縄本島の渡久地港からの所要時間は、あっという間のわずか15分。
しばらくすると船員さんも上陸して、桟橋からは人がいなくなった。
ぽつんと一隻取り残された高速船。

小さな島だけに水納島の桟橋は昔のまんま。ただ海に突き出ただけの素朴なもの。
そのすぐ横は美しいビーチだ。
白をベースに赤いラインがキリっと引かれた船体は、エメラルドグリーンの水納島の海にとても映えている。
その姿はとても「絵になる」瞬間だ。

沖縄の離島の中でも、これほど美しい船の光景はなかなか無い。
写真もいいけれど、絵に描きたくなってしまう。
 
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ビーチの横で停泊する「ニューウイングみんな」
 

巨大カメがいる島唯一の雑貨屋さん

夏は観光客で賑わうこの島も、オフシーズンは旅人も少なく、とても静か。
店も多くがオンシーズンだけの営業だが、唯一年中営業しているのが島に一軒しかない雑貨屋さんだ。
前を通りかかってビックリ!
巨大なカメがギョロリと目を光らせてこっちを見ている。
この店の看板ケヅメリクガメ「ガメラ105号」君だ。
この「ガメラ105号」君、大の散歩好きで、ご主人の上田智士(うえだまさし)さんをはじめ、お店に訪れた方にも「散歩に連れて行って」と、せがむように近寄ってくる。一日一回はご主人と散歩にも行くのだそうだ。

ちなみにこちらの雑貨店では、奥様で「とんぼ玉」作家の植田正恵(うえだまさえ)さんの作品も展示。
植田さんならではの繊細且つかわいいとんぼ玉を楽しむことができる。
小さなガラス玉の中に広がる海の生物に思わず引き込まれてしまった。
 
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ケヅメリクガメの「ガメラ105号」君と植田さんご夫妻
 
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小さなとんぼ玉の中にクラゲが優雅に漂っている
 

あちこちで出会う迫力のカニ

水納島を歩いていると、茂みの中でガサッという音がした。
驚いて止まってみてもその正体はわからない。
しかし林の横を通るとまたガサガサッという音がした。
続いてあっちでガサガサ、こっちでガサガサと、あちこちで音がする。
正体を知りたくて息を殺して待つと、しばらくして足元にカニが飛び出してきた。
それも思ったより大きく、大人の手の平以上の大きさだ。

島の人に聞くと、このカニはオカガニというそうだ。
強力で大きなハサミを持っているが、性格は臆病らしい。
きっと、オカガニもカメラを向けられて、ビックリしているのだろう。
 
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あちこちで出会うオカガニ
 

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