沖縄の周辺離島で自転車旅を楽しもう~座間味島編~
今回は慶良間諸島に位置する座間味島を自転車で巡ります。島のサイクリング事情やおすすめの絶景スポットを徹底調査しました。沖縄県内全域のマラソン大会やトライアスロン、ロードレース大会に出場し「選手の完走を守るため」に奮闘している、リアルまもる君に調査してもらいました。
座間味島のサイクリング事情
島の面積は16.74 km²と小さな島ですが、地形は平坦地が少なくほとんどが山林地域となっているため、アップダウンが激しい道が続きます。そのため、島を自転車で巡るとなるとかなり過酷な旅になってしまいます。移動手段としては最低限、電動アシスト付きの自転車もしくはレンタルバイクをおすすめします。島にはいくつかレンタルできるお店があるので、そこで自転車やバイクを借りて座間味島の有名スポットに出掛けましょう。
一方、ロードバイクを愛する方々にはとても魅力的な島です。島には標高161メートルの太岳や144メートルの番所山などの山々が連ね、アップダウンの激しい地形はまさに自転車好きにピッタリといえます。ゆっくり走っても島内を1時間程度で回ることができますよ。
サイクリングで巡りたい!座間味島の絶景スポット
ロードバイクもしくは、電動アシスト自転車やレンタルバイクで巡りたいおすすめの座間味島スポットを紹介します。
【マリリンの像】
港から海沿いを走っていると「マリリンの像」が見えてきます。マリリンに逢うために阿嘉島から雄犬のシロは海を3キロも泳いで渡ってきていたといいます。その実話をもとに1988年に映画「マリリンに逢いたい」が公開されました。
【阿真ビーチ】
白い砂浜と青い海が美しい絶景スポットです。海は遠浅で波も比較的におだやかです。ウミガメと一緒に泳げるビーチとしても知られ、高い確率でウミガメと遭遇することができます。
【女瀬の崎(うなじのさち)展望台】
岩場に囲まれた断崖絶壁の展望台で、ダイナミックな景観が楽しめます。島の夕日スポットとしても知られています。
【稲崎展望台】
島の北側に位置する稲崎展望台では、渡名喜島や久米島を望めます。冬にはホエールウォッチングも楽しめるスポットで、島の人たちから別名「クジラ展望台」と呼ばれています。
【高月山展望台】
高月山展望台は標高約131メートルに位置する島で一番高い展望台です。座間味島の集落や港を一望できる展望休憩所や、古座間味ビーチを望む第2展望台があります。
【古座間味ビーチ】
長さ1キロほどの白い砂浜と青い海、色鮮やかなパラソルが絵になる絶景ビーチです。シュノーケルでは、クマノミやスズメダイの群れ、チョウチョウウオなど、さまざまな魚や海の生き物に出合えます。
座間味島へのアクセス情報
沖縄本島から座間味島へは船でアクセスが可能です。那覇市にある泊(とまり)港からフェリーで約120分、高速船だと約50分です。フェリーは1日1便(往復)、高速船は1日2便(往復)で運航しています。