にんじんを探せ!の旅
津堅島(つけんじま)は知る人ぞ知るにんじんの名産地だ。
もともと根菜類に適した土壌に、海からの潮風が豊富なミネラルを運んでくることによって、更に最適な土質となり、柔らかく甘いにんじんが育つのだ。
そのため島内の畑のほとんどはにんじん畑。
おまけに、畑以外にもにんじんが沢山あると聞いたので、歩いて探してみた。
すると、あるある。
「ニンジンベンチ」に「ニンジン展望台」、さらにマンホールまで、にんじんという徹底ぶり。
もはや道に落ちている葉っぱの形までにんじんに見えてくる。
他にもあるかもしれないので、島を訪れた際は、隠れにんじんを探してみてはいかが?
海岸沿いにあったのはニンジンベンチ
ニンジン展望台は島一番の絶景ポイント
マンホールにもにんじんが登場
もしかして不燃ゴミ収集カゴの色もにんじん?
にんじんサイダー
島内を歩いて喉が渇いてきた。
ジュースでも買おうかと立ち寄った売店で発見したのが、津堅島のにんじんで作ったサイダーだ。
こちらは2014年に誕生したばかりだそうで、「今とても人気なんですよ」と売店の方。
津堅にんじんのピューレと、津堅島産のシークヮーサーが入っているのだそう。
着色・香料・保存料不使用なのも嬉しい!
1本買って、さっそくにんじん畑の横でひと休み。
ゴクリと飲んでみると、しっかりとしたにんじんの甘みにシークヮーサーの酸味がマッチしている。クセもなく爽やか味だ。
お土産にもう1本買って帰ろう。
にんじん畑を見ながら、にんじんサイダーをゴクリ