伊良部大橋開通!自転車やドライブで楽しみたい絶景ポイントはここ!

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2015年1月31日に全長3,540mの無料で渡れる日本一長い橋が宮古島と伊良部島を結びます。東洋一美しい海と言われる与那覇前浜ビーチや東平安名崎がある宮古島、サトウキビ畑や隠れ家のカフェが点在している来間島や美しい白砂の砂浜が有名な自然豊かな池間島、そして今回伊良部大橋で繋がる伊良部島と下地島。今回伊良部大橋が開通することで5つの島がひとつになり、今までよりも時間を気にせずゆったり5つの島を巡ることができるのです。

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今回橋で繋がる伊良部島は、宮古諸島のなかでは宮古島の次に大きな島です。この島の海の青さは格別で、至るところにダイビングポイントが集中しています。どこよりもひときわ青い宮古ブルー、延々と続く真っ白な砂浜は多くのダイバーに絶大な人気を博しています。

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伊良部島の玄関口•佐良浜港から車で5分ほど走ると、ひときわ目立つ展望台「フナウサギバナタ」が見えてきました。伊良部島の方言で「船を見送る岬」という意味を持ち、家族や親戚の無事を祈り、船を見送ったことから、そう呼ばれているのだといいます。大空を雄大に飛ぶ「サシバ」は、伊良部島のシンボル。10月頃には、約5万羽近いサシバが宮古諸島に飛来し宮古島諸島の風物詩となっています。

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「フナウサギバナタ」から見た風景。ここから見るダイナミックな景観は、写真では到底伝えられません!島の濃厚な緑、真っ青な空と海のコントラストが目に眩しく映ります。

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伊良部島を代表するビーチ「渡口の浜」。長さ約800m、幅50mに渡り、真っ白の砂浜が続きます。この砂浜はとてもきめ細かくて手触りはまるで絹のよう。ここでは、とにかくはだしで歩いてその感触を確かめましょう。きっと足の裏から癒されていくはずです。

但し、小さな珊瑚のかけらもあるので十分気をつけましょう。

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下地島空港沖の海の色は澄んだブルー、で本当に見た瞬間に言葉を失う程の美しさで有名です。

ここは、飛行訓練場としてパイロットがタッチアンドゴー(離発着)の訓練を行っている場所です。訓練は不定期で行っておりますので見学をする場合は下地島空港(株)までお問い合わせを。

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ドラマのロケ地に使われたホテル「ホテルサウスアイランド」が見えてきました。1Fはスーパーマーケットが入っており、地元の人からも馴染み深い場所として知られています。

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明治時代に沖縄本島の糸満海人(いとまんうみんちゅ)の漁法とし確立してきた沖縄伝統の漁「あぎゃー漁」。「あぎゃー漁」とは船と船の間で魚を追い込み、それをまた水面に引き上げる、ダイナミック漁。この水面に引き「上げる」行為が、こちらの言葉で「あぎゃー」と言うことでこの呼び名になりました。沖縄の伝統の漁ですが、今も残るのは、伊良部島の佐良浜地区だけとなりました。

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沖縄県の天然記念物にも指定されている琉球石灰岩でできた池「通り池」。紺碧の2つの池は底で繋がっています。池の深さは水深約40m。外海とつながっているので海から入り、池に浮上することができるダイビングスポットです。人魚伝説も残る神秘的な場所としても有名です。

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元祖・宮古名物の『うずまきサンド』です。
伊良部島のお土産と言えば、このうずまきサンドは外せません。大人からこどもまで大人気の甘い菓子パン。

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続いて、宮古島と来間島を繋ぐ「来間大橋」です。来間大橋は1995年3月に開通し、全長1,690mの橋。東洋一美しいと言われる与那覇前浜ビーチを中心に、美しいロケーションを楽しむことができるスポットが盛りだくさん。また、展望台の近くには可愛い雑貨屋さんや、地元フルーツを使ったカフェなど、ゆっくり休憩しながら心もリフレッシュできる場所が揃っています。

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高台の上に建てられた3階建ての竜宮展望台は、与那覇前浜ビーチと来間大橋を一望できるビューポイント。与那覇前浜から来間大橋を渡れば車で10分程度で行くことができます。その外観は、まさに竜宮城そのもの。階段は多少ハードではありますが、展望台からの眺めを一望すれば、あっという間に疲れが吹き飛ぶ光景が待ち受けていますよ!

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画像提供:ブルースカイ

与那覇前浜ビーチとのコントラストは、まるで1枚の絵画を見ているかのよう。きれいな曲線を描くこの来間大橋で車を走らせれば、その先に見えるのは一面の空だけ。まるでどんどん空へ突き進んでいっているかのような錯覚を覚えます。この橋は通り過ぎるだけではもったいない!一度は徒歩か自転車で渡ることをお勧めします。

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宮古島と池間島を繋ぐ「池間大橋」は1992年2月に開通し、全長1,425mの橋。

池間島には橋の西側に西平安名崎、東には大神島を望むスポットがあります。橋の上からは透明なエメラルドグリーンの海を見ることができます。

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画像提供:ブルースカイ

西平安名崎と言えば風車ですね。2003年9月の台風14号でなぎ倒されてしまった風車も、2008年に復活し、景色に彩りを添えています。山がない宮古島では台風で風の災害が出やすい場所でもあり自然の厳しさを実感します。また、青の絶妙で複雑なグラデーションを醸し出す周辺の海も、一見の価値ありです。

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画像提供:ブルースカイ

伊良部大橋が開通することにより5つの島の魅力がさらに新しく広がるはず。利便性も格段に向上するので、地元の人々も約40年、橋の開通を心待ちにしていました。

私たちにも更に近くなった宮古諸島で、それぞれの橋の特徴を楽しみ、各島でのんびり、ゆっくり、過ごしてみるのはいかがでしょうか。

お問い合せ先 (一社)宮古島観光協会 【今回の取材先】
所在地 沖縄県宮古島市平良字西里187-2階
TEL 0980-73-1881

おおよその所要時間:約60分

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TEL
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