日本国内のみならず海外からの宿泊客も増えている座間味島(ざまみじま)。慶良間ブルーと呼ばれる世界屈指の透明度を誇る海は、ダイバーで知らない人はいないと言われるダイビングスポット。毎年1月~3月末はザトウクジラが繁殖活動のために訪れるエリアとして有名だ。

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二つ星ビーチと夕景と

二つ星ビーチの美を保つ人々の努力

この島一番の人気ビーチといえば古座間味(ふるざまみ)ビーチ。
サンゴのかけらが積もって出来た、真っ白な砂に、澄みきったブルーの海と
その対比の美しさは見ているだけでもため息が出てしまうほど。
ミシュラン・グリーンガイドで二つ星を獲得したことで外国人にも大人気なのだ。

しかし、これほどのビーチの美しさも人々の努力があってこそ。
訪れた日はちょうどビーチクリーンのイベントが開催されていた。
島民をはじめ観光客も加わって、汗をかきながらビーチのゴミ拾い。
集まったのは空き缶やペットボトル、流木など、たくさんのゴミ。
心ない人が捨てたものから、海流によって流されてきたものまでさまざまだ。

イベントも無事終了!
ゴミひとつなくなった古座間味ビーチで、万歳をして喜び合う参加者の皆さん。
思わず「ありがとう!」って叫びたくなった。
 
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これで美しいビーチがより美しくなった!
 

ダイエットにもいい?ノルディックウォーキングで島散策

島の多くが急峻な山になっている座間味島だけに、
島内散策にはノルディックウォーキングがおすすめだ。
これはフィンランドで生まれた、専用のポールを使って歩くスポーツで、普通のウォーキングより膝や腰への負担が少なく、速く歩けるのが特徴だという。

しかも、カロリー消費量も多く、上半身を使うため、二の腕のシェイプアップ効果も期待できるのだとか。
島内にはいくつかのコースが設定されていて、ツアーが随時開催されている。
もちろんポールも貸してくれるから手ぶらでもOK。

座間味島をじっくり楽しみたい人だけでなく、
二の腕が気になる人は参加してみては?
 
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10月~5月の間、ノルディックウォーキングのツアーが開催されている
 

島々のシルエットが生える夕景

大小たくさんの島が集まる慶良間諸島だけに、その夕景も独特の味わいがあるという。
そこで夕暮れ時に稲崎展望台に行ってみた。
展望台の頂上に登ると、眼下には大きく海が広がり、夕陽が海面をオレンジ色に染めている。

正面に浮かぶのは無人島の屋嘉比島、その左が阿嘉島。
手前に伸びるのは女瀬の崎(ウナジノサチ)。
それらがシルエットとなって海に浮かんでいる。

突然雲が切れて海にまぶしい光が差し込んだ。
きっと明日もいいことありそうだ!
 
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稲崎展望台から見た夕景
 

涙、涙の座間味の見送り

いよいよ座間味島を去る時間がやってきた。
たくさんの旅人を乗せた船がゆっくりと港を離れていく。

ふと気づくと、たくさんの人が甲板に集まって大きく手を振っている。
港で見送っているのは、ダイビングショップや宿泊した宿のスタッフたち。
みんな精一杯の声と両手で、旅人との別れを惜しんでいる。
他の島でも見られる光景ではあるが、この島の見送りはとくに盛大だ。

「元気でね~」
「ありがとう~」
港に響き渡る大きな声。
甲板にいる旅人たちもいつまでも手を振りながら涙ぐんでいる。
そんな旅人たちの姿を見て、自分まで感動して涙がこぼれてしまった。
 
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船の甲板で手を振る旅人たち
 
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ダイビングショップのスタッフたちや、クジラのモニュメントも旅人を見送る
 

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