伊良部島伝統の「帆かけサバニクルーズ」で
大自然と一体になる世界を体験

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伊良部島の絶景「佐和田の浜」

宮古島の北西にある伊良部島(いらぶじま)は、青い海に囲まれた美しい島。宮古島から全長3,540メートルの伊良部大橋で結ばれ、観光客に大人気のドライブコースとなっているが、伊良部島にはさらに美しい海が見られるスポットがいくつもある。伊良部大橋を渡り、車で約20分の「佐和田の浜」の海がまた絶景だ。「日本の渚100選」にも選ばれたこの海を大満喫できる「サバニクルーズ」が今注目されている。

 

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伊良部島で今話題の「サバニツアー」

佐和田の浜から数百メートル北に進んだところにある「(株)蟹蔵(かにぞう)」では、この島で話題の「サバニツアー」が体験できる。代表の吉浜崇浩(よしはまたかひろ)さんが、訪れる人々を人懐っこい満面の笑顔で出迎えてくれる。

 

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島伝統のサバニ船で海の自然の美しさを体感してみよう

サバニとは琉球王国時代から使われていた沖縄の伝統的な漁船のこと。木造船で、櫂を使って手漕ぎ、帆を張って動力としていた。

吉浜さんのおじいさんも、この島でサバニ船で漁を行っていた海人(うみんちゅ)で、その伝統を継承したいという思いでこのツアーを始めたという。

昔は帆に受けた風を動力としており、現在、蟹蔵で行っているサバニツアーでも帆をかけて実施することもあるが、主力はエコモーターを使用しているという。さらにサバニ本体の左右には、転覆防止のアウトリガー(舷外浮材)も付いているからとても安心だ。

 

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「伊良部ブルー」が一面に広がる絶景の海へ、いざ出発

受付を済ませると、目の前にある海岸から乗船する。乗船場所は風向きや潮の満ち引きによっては変わる事もある。伊良部ブルーが一面に広がる海辺に早くも感動しつつも、この先にさらにもっと美しい海が待っていると期待に胸が高鳴る。

 

大自然との一体感を楽しめるサバニツアーの魅力

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今回サバニで向かった先は、下地島空港周辺にある「17エンド」と呼ばれる大人気スポット。カヤックでしかいけないような遠浅な海もサバニなら行くことが出来る。

どこまでも透明な海についため息が出てしまう。

伊良部の海のあまりの美しさに、カメラ好きはもちろんのこと、誰でもついカメラを向けたくなるはずだ。

 

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サバニに乗船してみると、エコモーターがとても静かなので耳障りな音もなく、風を感じながら波音をそのまま楽しめる。また、何より海底が透けて見えるような透明度の高い海を海面にとても近いところから楽しめるのもいい。水面に足を浸けているだけでも心地よいのだ。運が良ければウミガメと会えたりすることもあるそうだ。

 

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「17エンド」付近は波の流れが速く、個人で遊泳する事はお勧めしていない場所だが、春から秋にかけて泳げる時期はサバニツアーのみでのシュノーケリング体験ができる。また、マングローブの中をサバニでクルーズしたり、佐和田の津波岩を難なく快適にクルーズ出来るのもサバニならでは。

 

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「17エンド」のビーチに上陸。白い砂浜で砂遊びをしてみたり、陸からはみられないアングルで写真を撮影したり、ちょっと一休み。

都会の喧騒から離れて、大自然と一体となれるような感覚を是非楽しんでほしい。

 

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サバニツアーを楽しんだ後は、マングローブ蟹ランチに舌鼓

海で遊んだ後は、ランチタイム。蟹蔵では、高級食材の「マングローブ蟹」の漁と養殖を行っているので、せっかくなら蟹料理のランチ付きのサバニツアーを申し込むのがおすすめ(クルーズのみのコースもあり)。サバニ体験だけでなく、もうひとつの楽しみとして、そのマングローブ蟹を味わうことができる。身がたっぷり入った大きなガサミの爪に注目!

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蟹づくしのお料理が最高ではあることはもちろん、「かめかめー」(さぁ、お食べなさい)とサービスでとれたての一品が付いてくることもあり、そんなおもてなしの心にも感激する。

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こちらは、伊良部ではツノガンと呼ばれる台湾ガザミ。もちろん、伊良部島産。沖縄各地では減り始めているなか蟹蔵では地元でとれたこの蟹の養殖に成功しているという。たっぷり蟹のエキスが入った蟹パスタはソースが絶品だ。また天然の餌と伊良部の綺麗な水で養殖しているので、臭みもなく、濃厚でとても深い味わいに舌鼓を打った。

 

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吉浜さんが語る伊良部島の魅力

これが調理前のマングローブ蟹(ガサミ)

「今までいろんな産地の蟹を食べてきましたが、伊良部島自慢の大自然で育まれたマングローブ蟹の王様アミメノコギリガサミにこだわり、更にサンゴ礁を育む美しい海水で育成したガサミは臭みがなく、味わいも濃厚でナンバー1だと思っています」と笑顔で語る吉浜さん。

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「私は生まれも育ちも伊良部島ですが、この島の魅力はダイナミックな美しい自然と温かな島の人達の人柄でしょうか。この島の人は情に熱く、愛に満ち溢れています。」とさらに島の魅力を語ってくれた。子どもの頃から伊良部島の自然を知り尽くした地元ガイドならではの自然の魅力を満喫できるツアーでは、おもてなしの心に触れ合えることだろう。

 

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夜は幻想的な姿をみせる「伊良部大橋」

体験コースをすべて終えたあとも、「ぜひ最後までぜんぶ食べていってくださいね」と笑顔いっぱいの吉浜さん。すこし残った料理を温め直してくれたり。その日に採れた鮮魚のお刺身を頂いたり。伊良部島ならではの人情あふれるおもてなしを受けとても感動した。辺りもすっかり暗くなった頃、伊良部大橋を渡ろうとすると、橋の曲線をなぞる車のライトと、昼とは異なる濃紺で幻想的な海の姿がとても綺麗で、伊良部島は最後まで私たちを魅了してくれた。

Information 基本情報

蟹蔵

住所 沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1381-6
TEL 0980-78-4737
備考 サバニツアー料金表(約1.5h)シュノーケル可 ※シャワー室、着替え室有、シュノーケル無料貸し出し。
8,000円(蟹料理並コース)付き  子供料金(7〜12才)7,000円
10,000円(蟹料理大コース)付き
12,000円(蟹料理特大コース)付き
※3〜6才(幼児)無料※幼児参加無料の場合、大人2名につき幼児1名まで。3才以下は乗船不可能。

サバニツアーのみ
5,000円(2h)シュノーケル可
3,500円(1h)クルージングのみ(ツアー後、飲み物+美味しいカニソーメン付き)
URL http://kani-zo.com/

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