喧噪から離れて日常を忘れる、離島女子旅!

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那覇空港へ到着後、フェリーで約2時間。
粟国島は沖縄本島から北西約60km離れた場所に位置する外周約12km、人口約700人の小さな離島。
2019年1月に公開された映画「洗骨」の舞台になった場所だ。

 

船の旅路も、海を見ながらわくわくドキドキ。

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那覇泊港から出港するフェリーは午前9時55分発の1便のみで、約2時間の船旅。
船上から眺める海は、反射してきらきら光っていた。
360度、見渡す限りの水平線を眺めながら、未だ見ぬ粟国島へ想いを巡らせる。

 

待ちに待った粟国島へ到着!

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船旅を終え、粟国島に到着。”どんな絶景に出逢えるだろうか”そう考えただけでわくわくした。

 

島での移動は、風を感じながらのサイクリングで。

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島唯一のレンタカー&レンタサイクルを行っている粟国村観光協会。
電動アシスト付きの自転車だから、島内散策もラクラク!
よし、さっそく自転車を借りて島を巡ろう!

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ランチまで少し時間があるので、のんびりとサイクリング。普段乗らない自転車にわくわく。
この島にはほとんど信号がなく、唯一、粟国小中学校の前のみ信号がある。
学校に通う子どもたちの教育のために設置されているそうだ。

 

向かうはウーグの浜(長浜ビーチ)。

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まず向かったのはウーグの浜。入り口にある看板の上には可愛いシーサー達がお出迎えしてくれた。

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一本道を波の音がする方へと歩いていく。
だんだん見えて来る素晴らしい景色に、私たちはカメラのシャッターを切る手が止まらなかった。

 

どこまでも続くエメラルドグリーン。

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ここウーグの浜は長浜ビーチとも言われ、天然の白浜が1kmも続くロングビーチ。
浜周辺には天然記念物にも指定されているモンパノキの群落があり、綺麗なエメラルドグリーンの海と緑のコントラストがとても美しい。

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この日は天気も良く、誰もいないのでプライベート感満載!
こんなに贅沢なことはない。11月とは思えない日差しと風の心地よさ。
言葉を交わすこともなく、ただただ海を眺めていた。

 

名物はもちきび麺。

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お腹を空かせた私たちが向かったのは「とび吉」。フェリー乗り場からもすぐ近くで、お昼時にはあっという間に満席になっていた。

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店に入って直ぐに粟国島の特産品である、「もちきび」を使用した麺が目に入った。
もちきびとは、粟国島では「マージン」と呼ばれ、もちっとした食感と甘みが特徴で、食物繊維やリン、カリウムなどが多く含まれる栄養価の高い穀物だ。
沖縄本島で開催され、離島の特産品が集まる人気物産展「離島フェア」にて「もちきび生麺」は2019年優秀特産品として表彰された優れもので、すごく人気らしい。これは気になる!

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さっそくもちきび生麺を使用した「冷やしもちきび麺・シークワーサー風味」を注文!
沖縄そばの麺とはまた違ったツルツルとした食感で、歯応えもある!シークワーサー風味なのであっさりしていて、この日の暑さにはぴったりだった。粟国島に行く時は是非食べて欲しい一品だ。

 

村の集落に残るフクギ並木。

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ランチの後は自転車で集落を散策。
集落は今もなお昔ながらの沖縄の原風景が残っており、フクギ並木がいたるところにあった。
フクギは防風林として家を囲むように植えられており、長年台風から家を守ってくれる役割をしているそうだ。
フクギ並木の木漏れ日が気持ちよく、木陰はすごく涼しい。

 

写真に映えるスポットを発見!

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立派なブーゲンビリアの木を発見。
沖縄といえばハイビスカスというイメージだった私。ブーゲンビリアの方が好きかもしれない。

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こんなに咲き乱れているのを見るのは初めてで、ここでもカメラのシャッターを切る手が止まらなかった。
鮮やかなピンク色。これは間違いなく写真映えする!

 

自然が作り出した芸術。

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「洞寺(てら)」は、島の北海岸近くにあり、周囲を雑木林に囲まれた大きな鍾乳洞だ。
沖縄本島から流刑となった僧侶が余生をここで過ごしたといわれている。
赤瓦の門をくぐり抜け、階段を降りて中へ進むと、その先には幻想的な景色が広がっていた。

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中はとてもひんやりしていて、独特な雰囲気を放っていた。道中も洞寺内も人がいなかったこともあり、少し恐怖心もあったが、それを忘れさせるくらいとても神秘的だった。
入場無料で鑑賞できるので、粟国島に来たら是非とも立ち寄って欲しい場所だ。

 

島一番の絶景を見ながら最高の時間。

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1日の締めくくりにと向ったのはマハナ展望台。
ここから見ることができる粟国島ならではの透き通った海の美しさはまさに圧巻。
特に見てほしいのはサンセット。水平線に沈む夕日のロケーションが最高に良い。
刻々とオレンジ色に染まる空が美しく、見とれてしまった。

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夕日を眺めながらジュースで乾杯。二人でゆっくり一日を振り返る時間。
夕日が沈んだ後は少し寂しい気持ちにもなったが毎日この景色を眺めたいと思った。

 

宿泊したホテルの近くを早朝散歩。

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私たちが宿泊したプチホテル いさ。ここの近くに映画「洗骨」のロケ地があると聞いたので、早速朝散歩へ向かうことにした。
この日も文句なしの快晴だ。波の音を聞きながら海岸沿いを歩いてゆく。

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海を見ながら映画に出てきたブランコに乗って今日はどこへ行くか、何をするかを二人で相談する。ただただ贅沢な時間。

 

沖縄で唯一大規模な白色凝灰岩の地層が見られるスポット。

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2日目はレンタカーを借りてヤヒジャ海岸へ。近くまで行き、入り口近くの階段横にある駐車場に停めて、整備された階段を下ると浜辺まで行ける。
ここは火山活動の痕跡である地層や岩石を見ることができる海岸で、岸壁や地層が圧巻の景観。

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あっという間だった2日間。都会とは違ってゆっくりと流れる穏やかな時間の中で、エメラルドグリーンがどこまでも続く海や、写真映えするブーゲンビリア、大自然が創り出した壮大な景色を眺めながらのんびり過ごすことができた。
忙しく過ぎていく日々に息が詰まったときには、のんびり贅沢な時間を過ごしに また、来よう。

Information 基本情報

とび吉

住所 沖縄県島尻郡粟国村字浜431-1
TEL 098-988-2611
備考 営業時間:10:30〜18:30 定休日:水曜日・日曜日
URL https://www.aguni-tobikichi.com/

プチホテル いさ

住所 沖縄県島尻郡粟国村字浜452
TEL 098-988-2588
備考
URL http://aguni-kankou.jp/wordpress/see_stay_experience/stay/

粟国村観光協会

住所 沖縄県島尻郡粟国村字東1142
TEL 098-896-5151
備考 ●レンタサイクル:3時間 800円/ 6時間 1,500円/ 10時間 2,000円
●レンタカー:基本料金:3時間2,000円 /6時間3,000円/ 24時間5,000円
※全て税込み表記
URL http://aguni-kankou.jp/
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