雄大な景色の中で、のんびり優雅に乗馬体験!

久米島の知り合いから島の良さや乗馬ができることを聞いていたので、一度は訪れてみたかった場所。 自然豊かで島全体が県立自然公園に指定されている久米島は、かつての琉球王朝時代に、その美しさから「球美の島」(くみのしま)とも呼ばれていた島だ。どんな島なのかすごく興味深い。

 

久米島空港へ到着。

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那覇空港から約35分。フライト時間も短く、あっという間だ。
ここではどんな景色に出逢えるだろうか。有名スポットも多いらしく、初めての乗馬体験にも期待が膨らむ。

 

早速乗馬体験へ。

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久米島で乗馬体験をやっている、久米島馬牧場の馬が到着。
久米島馬牧場は島と自然が大好きな2人が始めた小さな牧場。
今では観光客から大人気のアクティビティだ。

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久米島馬牧場の馬は、かつて島の人たちが生活を共にしていた在来系の馬。小さいけれど力持ちだ。
どきどきしながらとても気さくで親切なスタッフに手綱捌きや止まり方を教わる。
とても温厚で人懐っこい馬たちだから、初めて馬に接する私たちでも安心してふれあうことができた。

 

久米島を一望できる宇江城城跡からスタート!

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乗馬は久米島で最も高い場所に位置する宇江城城跡からスタート。
山の頂上ということで風が心地よく、島をぐるりと見渡すことができる。ここはかつてノロ(沖縄の神女)が馬に乗って城(グスク)へあがり、お祈りをした場所だとか。
今も残る城壁から久米島の歴史を感じつつ、馬に揺られながら、かつて沖縄の神女が見た景色と同じ景色が見れたと思うと感慨深い気持ちになった。

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宇江城城跡のある山を背景に。
青い空と緑の草原。馬特有の足音が心地よい。

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場所を移動し、林の中を通って海の方へ。
途中で馬たちが草を食べたり、なかなか思うように進めないけれど、その自由さも動物らしくてかわいい。
そんなときは、スタッフがスムーズにサポートしてくれるので、安心して楽しめる。

 

次は、人気スポットのイーフビーチ。

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徐々に乗馬に慣れてきた私たち。
最初は緊張していたが、潮風の気持ち良さを感じたり、美しい海を眺められる余裕も出てきた。
まさかこんな美しい浜辺で馬に乗れるとは思っていなかった。
お利口さんな馬たち。私が乗っていたククルちゃん(前の馬)はかなりのせっかち、時折り早歩きを始め、後ろを歩くマイペースなパーカーちゃんを置いてどんどん先に進んでしまう。二頭とも性格が真逆で面白い。

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こんなに楽しく馬に触れ合う機会なんてそうそうない。
スタッフから、人は馬と触れ合うことで安らぎを感じると聞いた。
そのため心なしか普段よりも気持ちが落ち着き、とても癒された。
最後に、スタッフや馬たちに貴重な体験をさせてくれたことを感謝し、私たちはその場をあとにした。

 

ゆくい処 笑島で名物の車エビそばを食べる。

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さて、お腹が空いた。
久米島はなんと車エビの生産量が日本一。久米島の車エビはミネラル豊富な海洋深層水で育てられているため、エビが健康に育ち、安定した生産に繋がっているそうだ。
その車エビを使用したメニューが有ると言うので、ゆくい処笑島(わしま)を訪れた。
お店からは広くて青い海が見えて景色も良い。こんな素敵な景色を見ながら食事ができるなんて、ますます楽しみだ。

 

久米島名産の車エビをふんだんに使用した車エビそば。

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車エビが三つも乗っていて、かなりボリューミー。もやしや麺など使っている素材は全て久米島産だ。
一口食べてみると車エビの出汁の旨みが口の中に広がり、食べだすとお箸が止まらない!凄く美味しい!!
お店にいたお客さんの8割が車エビそばを頼んでいた理由が分かる。

 

ミーフガーの手前で滝を発見!

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久米島の観光スポットの一つ「ミーフガー」へ行く途中で見つけたのはこの滝。
なぜかここだけジャングルのような雰囲気に包まれ、圧倒的で現実を忘れさせるようなとても素敵な空間だ。
普段あまり見かけない滝に私たちは少し興奮気味。マイナスイオンが気持ちよく、とても涼しい。

 

子宝に恵まれると言われるミーフガー。

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ミーフガーは有名なスポットで、岩壁の中央に空洞があり、子宝に恵まれない女性が拝むとご利益があると言われている。
青い空と海、ダイナミックな岩にとても圧倒された。

 

癒されっぱなしの久米島の旅。

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乗馬から始まった久米島の旅。海を眺めながら動物に癒され、最高の時間が過ごせた。
「離島に行くならどこ?」と聞かれたら迷いなく久米島!と答える。
那覇空港からアクセスが良く、海も綺麗で自然も豊か。広すぎて回れない!ということもないし、気軽に来れて帰るころには心も身体も癒されている。短い時間だったが有意義なひとときを過ごせて大満足だった。
また身体が疲れてしまった時、ここに癒されにこよう。そう思える島だった。

Information 基本情報

久米島馬牧場

住所
TEL 080-6491-1950
備考
URL https://kumejimauma.jimdo.com/

ゆくい処 笑島

住所 沖縄県島尻郡久米島町字西銘1372-1
TEL 090-3790-4518
備考
URL https://www.facebook.com/kumejima.washima/
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