
「沖縄の離島に行ってみたいけど…まずはどの島に行けばいいかわからない」という方、必見!沖縄の離島を熟知した編集部メンバーが “一度は必ず行ってほしいおすすめ離島”を厳選してご紹介します。
目次
- 離島好きの編集部が厳選!16離島の見どころを一挙にご紹介
- ①【伊平屋島】透明度抜群の海と絶景に包まれる島
- ②【伊是名島】歴史遺産と絶景が広がる尚円王ゆかりの島
- ③【伊江島】タッチュー(城山)が目印!自然とグルメが楽しめる島
- ④【津堅島】穏やかな時間が流れる歌と音楽の島
- ⑤【久高島】琉球神話が息づく神の島
- ⑥【阿嘉島】ウミガメとケラマジカに出会える穴場な島
- ⑦【粟国島】火山活動で生まれた!希少な自然が残る島
- ⑧【渡名喜島】伝統と自然が残るのどかな島
- ⑨【久米島】自然美と文化が息づく球美の島
- ⑩【南大東島】断崖絶壁に囲まれた迫力満点の島
- ⑪【北大東島】まるで異世界。開拓の歴史が色濃く残る島
- ⑫【多良間島】日本一の黒糖生産量!美しい村景観の島
- ⑬【西表島】世界自然遺産と星空に魅了される島
- ⑭【黒島】人口より牛が多い⁉牧場の緑がつづくハート形の島
- ⑮【小浜島】朝ドラの舞台となった絶景の小島
- ⑯【与那国島】ヨナグニウマに出会える、壮大な景観が魅力の日本最西端の島
- まとめ
離島好きの編集部が厳選!16離島の見どころを一挙にご紹介
①【伊平屋島】透明度抜群の海と絶景に包まれる島

沖縄本島最北端の有人島。200m級の山々や湾が織りなす風景と、透明度抜群の“イヘヤブルー”の海が訪れる人々を魅了します。島内にはシュノーケリングスポットが点在し、色鮮やかな魚たちと泳ぐ贅沢な体験ができ、手つかずの自然の中で特別な時間を過ごせます。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
地元の人と触れ合える「民泊体験」は、島の暮らしや文化を間近に感じることができるのでおすすめです!島の特産品を使った優しい味わいの「伊平屋そば」もぜひ味わってみて。
🚢伊平屋島へのアクセス方法
運天港からフェリーで約80分
②【伊是名島】歴史遺産と絶景が広がる尚円王ゆかりの島

琉球王朝時代の王様、尚円王ゆかりの地として知られる島。「伊是名玉御殿」など歴史遺産が点在し、文化と自然が調和する美しい島です。南東から北西に連なる山々や琉球松の群落、ギタラ展望台から望む迫力ある岩景観は必見!島を囲むサンゴ礁や田園風景、昔ながらの集落の風情など、沖縄の原風景に触れられる離島です。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
集落内の古民家でクバの葉を使った民具作り体験が楽しめます。夜は街灯の少ない環境で満天の星を眺めたり、島のスナックで地元の人と交流するのもおすすめです。
🚢伊是名島へのアクセス方法
運天港からフェリーで約55分
③【伊江島】タッチュー(城山)が目印!自然とグルメが楽しめる島

沖縄美ら海水族館から見える、のどかな島。中央には標高172mのタッチューがそびえ、頂上からは島全体が見渡せます。村営のフェリーは1日4便、繁忙期には8便運航と利便性も高く、夜の飲食店も約14店舗と充実しています。冬季限定の電照菊イルミネーション「キクミネーション」や、伊江ビーチでのキャンプやBBQ、さらには沖縄本島で上がる花火を眺められるのも魅力。自然・文化・グルメを満喫できる多彩な楽しみが詰まっています。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
2名以上なら家庭料理を楽しめる宿泊体験もおすすめです。中規模離島ながらコンビニが2店舗あり、
滞在中も快適に過ごせます。
🚢伊江島へのアクセス方法
本部港からフェリーで約30分
④【津堅島】穏やかな時間が流れる歌と音楽の島

本島から近く気軽に行ける離島として人気!島の西側には約1kmにわたる白砂の「トゥマイ浜(津堅ビーチ)」が広がり、穏やかな波でのんびり過ごすことができます。沖縄で三線を広めたとされる“赤犬子”(アカインコ)の生誕地としても知られ、音楽文化が息づく島ならではの魅力を感じることができます。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
ニンジンの形をした展望台からは、本島や集落、ニンジン畑、トゥマイ浜などの絶景を一望できます。アットホームな島の人々との”ゆんたく”で、温かい交流が楽しめるのも魅力です。
🚢津堅島へのアクセス方法
平敷屋港からフェリーで約30分、高速船で約15分
⑤【久高島】琉球神話が息づく神の島

本島南部・知念半島の先に浮かぶ小さな島。琉球開びゃく神話でアマミキヨが降り立ったとされる神聖な地として知られ、今も深い信仰が息づいています。島内には立ち入り禁止の場所が点在しており、自然物の持ち出しも禁止されるなど独自のルールが定められているため、訪れる際には注意が必要です。神秘的な雰囲気を感じられる特別な離島です。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
島の伝統料理「イラブー汁」は栄養たっぷりで必食の一品。徳仁港近くの食堂「食事処とくじん」で食べることができます。さらにメーギ浜近くでは、海を見渡せるグランピングを楽しむことができ、シャワー・トイレが完備されているので快適に過ごせます。
🚢久高島へのアクセス方法
安座真港から高速船で約15分、フェリーで約25分
⑥【阿嘉島】ウミガメとケラマジカに出会える穴場な島

レンタサイクルを使って慶留間島や外地島まで気軽に周遊ができる、慶良間諸島の穴場的存在の離島。阿嘉大橋や島の道路から眺める海は美しく、ウミガメと出会えるスポットもあります。さらに、涼しい時間帯には小型の「ケラマジカ」が道路や集落、ビーチに姿を見せ、自然や動物とのふれ合いを楽しめます。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
車が少ないので混雑知らず!サイクリングや散策が快適に楽しめます。島豆腐スムージーや限定カレー、漁協直売店の漬け丼などグルメも充実しています。
🚢阿嘉島へのアクセス方法
泊港から高速船で約1時間、フェリーで約90分
⑦【粟国島】火山活動で生まれた!希少な自然が残る島

沖縄では珍しく火山活動で生まれた島で、北には鍾乳洞、西には高さ80m超の白色凝灰岩の断崖、南には溶岩地形、東には白砂の浜と、小さな島ながらダイナミックで多彩な自然景観を楽しめます。隆起サンゴ礁の島々とは異なる独特の風土が魅力で、旧暦行事が今も息づく、文化と自然が色濃く残る島です。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
4月中旬~7月末はギンガメアジのトルネード目当てのダイバーで賑わいますが、ビーチエントリーでも十分に楽しめます。東側ウーグ浜を見渡せる絶景オートキャンプ場もあり、レンタル品が充実していて手ぶらでも快適にアウトドア体験ができます。
🚢粟国島へのアクセス方法
泊港からフェリーで約2時間、那覇空港から飛行機で約25分
⑧【渡名喜島】伝統と自然が残るのどかな島

北部と南部で異なる地形や風景のダイナミックさが魅力の三日月型の島。島内には赤瓦の古民家や白砂の道、フクギ並木が広がり「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されるなど、懐かしい琉球の原風景が今も残されています。夜には集落にフットライトが灯り、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に包まれるのも魅力の一つです。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
島の子どもたちがラジオ体操や白砂の道を清掃する“朝起き会”は大正時代から続く渡名喜島の伝統です。観光客も参加できるので、島の人々との交流を深めることができます。
🚢渡名喜島へのアクセス方法
泊港からフェリーで約2時間、那覇空港からヘリタクシーで約20分
⑨【久米島】自然美と文化が息づく球美の島

ラムサール条約登録の渓流湿地や美しいイーフビーチ、ハテの浜など、自然・歴史・文化が調和した魅力あふれる島です。美しい海や自然景観、久米島紬などの伝統文化に触れられる“球美(くみ)の島”として、多くの観光客を魅了しています。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
島民御用達の「玉寄スーパー」は、お惣菜や泡盛、お土産がそろう地産地消スポット。店頭でお弁当を味わったり、ノスタルジックな写真を撮ったりと、多様な楽しみ方ができます。久米島味噌に久米島そば、赤鶏、車海老など、島グルメも充実!
🚢久米島へのアクセス方法
泊港からフェリーで約2時間50分、那覇空港から飛行機で約35分
⑩【南大東島】断崖絶壁に囲まれた迫力満点の島

隆起サンゴで形成された島。ビーチはなく、断崖絶壁が続く迫力ある地形が特徴です。サトウキビ畑の奥にひっそり佇む「星野洞」では、日本最大級の石柱やぶどう状の鍾乳石を観察でき、島内には200以上の洞窟が点在するディープな探検スポットです。豊年祭では神輿も出され、八丈島文化の影響を色濃く感じることができます。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
1900年に八丈島からの開拓移民が上陸して有人島となり、沖縄県で初めて鉄道が通った歴史ある島。郷土料理の「大東寿司」や「大東そば」など、島に根づくグルメも楽しめます。
🚢南大東島へのアクセス方法
那覇空港から飛行機で約1時間、泊港から貨客船「だいとう」で約15時間
⑪【北大東島】まるで異世界。開拓の歴史が色濃く残る島

沖縄本島から東方約360kmに浮かぶ離島。中央部が盆地状にくぼみ、沖縄で最も早く朝日が昇るロマンチックな島として知られます。かつてリン鉱石の採掘が盛んだった名残として、巨大貯蔵庫跡や開拓百周年記念碑のある「上陸公園」など、異世界のような絶景スポットが点在。八丈島の人が開拓した島で、今もなお八丈島と沖縄、二つの文化が溶け合う独自の魅力がある島です。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
初心者歓迎のボートフィッシングが手ぶらで楽しめ、釣った魚はその場で味わえます。また、航海安全を願う「金刀比羅宮」では、“えびすさん”や“こんぴらさん”が祀られ、赤い鳥居の先にある土俵で奉納相撲が行われます。10月10日には村最大の行事・大東宮例祭が催され、島らしい活気で溢れます。
🚢北大東島へのアクセス方法
那覇空港から飛行機で約1時間5分、泊港から貨客船「だいとう」で約15時間
⑫【多良間島】日本一の黒糖生産量!美しい村景観の島

宮古島と石垣島のほぼ中間に位置する平たい形の島。「日本で最も美しい村」に認定される景観を誇り、パッチワークのように広がるサトウキビ畑や海の風景が魅力です。黒糖生産量日本一を誇るサトウキビ畑が広がり、収穫期は特にのどかな農村風景を満喫できます。琉球風水に基づく集落の道やフクギ並木、八月踊りなど独自の文化も体験できる島です。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
島の成り立ちや暮らしを学べる「多良間村ふるさと民俗学習館」。名物館長に話しかけると、より理解が深まります。漂着船を助けたエピソードから建てられた「報恩の碑」も、歴史ロマンと島々の友情を感じられる隠れた名スポットです。
🚢多良間島へのアクセス方法
宮古島空港から飛行機で約25分、宮古島の平良港からフェリーで約2時間
⑬【西表島】世界自然遺産と星空に魅了される島

島の約9割が手つかずの亜熱帯原生林に覆われた島。イリオモテヤマネコなど希少な固有種が生息し、2018年には日本初の星空保護区に認定され、2021年にはユネスコ世界自然遺産にも登録されました。昼はマングローブ林や日本最大級の仲間川クルーズなどのアクティビティ、夜は星空観賞と、1泊以上して自然と星空の両方を満喫するのがおすすめです。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
カフェや町中華、リストランテまでそろう実はグルメな島。船でしか行けない秘境・船浮集落では、観光客が少ないイダの浜で夕陽を独占できます。島の居酒屋ではイノシシ料理を楽しめ、年に一度の豊年祭や節まつりでは島の暮らしに触れられます。夜は満点の星が広がり、まるでプラネタリウムのような夜空が楽しめます。
🚢西表島へのアクセス方法
石垣島の離島ターミナルから高速船で約40分
⑭【黒島】人口より牛が多い⁉牧場の緑がつづくハート形の島

自転車で1時間ほどで一周することが可能で、島内には約3,000頭の牛が暮らし、人口より牛が多い“牛の島”として知られています。島の形がハート型の形状から“ハートアイランド”としても親しまれるかわいらしい島です。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
「伊古桟橋」は、満潮時の“八重山ブルー”の海と朝焼けの絶景を撮影できる早朝の映えスポット。ウミガメの赤ちゃんに会える「黒島研究所」では、カメやサメの展示と島文化を学べます。冬でも本格シュノーケリングでマンタに出会えるチャンスもあり、自然と海の魅力を満喫できます。
🚢黒島へのアクセス方法
石垣島の離島ターミナルから高速船で約30分
⑮【小浜島】朝ドラの舞台となった絶景の小島

ドラマ「ちゅらさん」の舞台として全国的に知られる島。八重山のほぼ中心に位置し周囲の8つの島々を望めます。レンタサイクルで気軽に一周できるので、真っ白な細崎海岸や遠浅ビーチでのんびり過ごしたり、大岳展望台から360度パノラマビューを楽しんだり、サトウキビ畑の一本道ではフォトジェニックな写真が撮れます。夕陽スポットも多く、宿泊すれば島ならではの静けさと絶景を堪能できます。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
高台の「大岳」から西表島に沈む夕日を眺められ、夜は石垣島より暗いため港近くでも満天の星が楽しめます。さらに、限られた期間に体験できる「むんつぁん獲り体験」は、夜中の干潮時に手づかみでタコを捕まえる貴重な体験です。
🚢小浜島へのアクセス方法
石垣島の離島ターミナルから高速船で約30分
⑯【与那国島】ヨナグニウマに出会える、壮大な景観が魅力の日本最西端の島

日本最西端に位置し、本土より台湾の方が近い島。島の大半が断崖絶壁と起伏の激しい地形で、レンタカー移動がおすすめ。世界最大の蛾「ヨナグニサン」や謎に包まれた「海底遺跡」、放牧されるヨナグニウマなど壮大な景観と見どころが豊富です。島の診療所を舞台にしたドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地としても知られ、自然と文化が融合する魅力的な離島です。
●「沖縄しまさんぽ編集部」イチオシPOINT
島の東端にある標高85mの天然展望台「ティンダバナ」からは、朝日や夕日が織りなす絶景を楽しめます。レンタカーなしでも生活路線バスで集落を巡りながら美しい景色に出会えるのも魅力。
さらに島名物のカジキの刺身はぜひ味わってほしい一品です。
🚢与那国島へのアクセス方法
那覇空港から飛行機で約1時間20分、石垣空港から飛行機で約30分
まとめ
どこまでも青く透明な海、豊かな大自然に、琉球の文化、温かい島の人々との出会い。あなたの行ってみたい離島は見つかりましたか?忙しない日常を忘れて、心癒される特別な“島時間”を味わいに、島旅に出かけましょう♪

